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92 やたらと多い保険会社との提携

Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
チューリッヒ保険の「フリー・インシュアランス・プログラム」なるものをご存じでしょうか。ダイレクトメールによる傷害保険の販売手法で、同封されている申込用紙を返送すると、一定期間保険料無料で入院一時金補償など受けられるそうです。

ダイレクトメールという販売手法故に顧客リストがなければ話にならないので、様々な企業と提携して販売網を拡大しているようです。
現在提携先が100社を超えているらしいのですが、そのうち28社はなんと銀行のようで、ここ数年で増えだしているようです。

みなと銀行と提携し口座保有者へダイレクトメールによる傷害保険の案内を開始
2021年7月21日 PR TIMES
当社は、銀行やクレジットカード会社など多くの会員顧客を持つ企業と提携し、ダイレクトメールを中心とした通信販売の手法で傷害保険をご案内する「フリー・インシュアランス・プログラム(以下FIP)」というビジネスモデルを展開しています。これまでに提携した企業は約100社となり、このうち銀行との提携は28行となります。

一定期間無料としている保険料は、提携企業が顧客へのサービス拡充の一環として負担しているそうなのですが、単に満足度向上が目的なのでしょうか。はたまた保険事業に注力するためノウハウ習得の一環として提携する銀行が多いのでしょうか。

リストを提供した上に保険金も負担していたのでは、吸い取られているだけに映るので、何か意図はあるとは思うのですが。。。
今後要チェックです。

昨日第一生命の「デジホ」について取り上げてみましたが、
あちらはコミュニティサイトやメンタルヘルスアプリと提携し、会員に向けて保険サービスの提案を行っているようです。

非対面が前提となった現代では、保険業界各社の戦略として会員顧客を持つサービスとの提携及び営業を介さない販売が主流になったのかもしれません。

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