178 洗練されていくその場凌ぎトーク

Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
かなり共感する記事がありました。

「なんか言っているようで、何にも言ってない発言」をする人々の話。

これは・・・めちゃめちゃいますね。

それっぽいこと言ってるけど中身が全然ない方のことを指した記事だと思いますが、日本人は割と多いのではと感じます。

記事中で引き合いに出されてる政治家は、インタビューでとりあえず何か言っとかなきゃという場面を切り取られてるのでちょっとかわいそうだなと思いますが、「その場凌ぎの対応」ばかり上手くなって、自分の意見を言わなかったり、部下に相談されても明確に指示を出さない（出せない）役職者はかなりいますよね。

あくまで私の経験上の話ですが、過去所属していた中央官庁や1部上場の企業ではそういう方がとても多かった印象です。

相談している側は、最初は試されてるのかなとモヤモヤするぐらいで済むのですが、時間が経つと「あ、この人分からないから指示出せないんだ」とメッキが剥がれてくるので、一緒に働いていて情けない気持ちになってきたりします。

相談を受ける側になるとそれがより顕著に見えてくるので、上司が部下の仕事を阻害してるシーンは日常かなりの頻度で起きているのだろうと感じています。

私見を述べて傷つきたくなかったり恥をかきたくないという気持ちもあるのかと思いますが、そんなのがまかり通る職場では良いサービスや商品が生まれる気がしませんね。

体面、好感度といった周りからの評価を気にしてばかりでは疲れると思うので、新年度からは少し自分に正直になってみても良いかもしれません。