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レゴを学びなおしてみる

小商い塾というのをやり始めてから4年目になるけれど、「価格設定をどうしたらいいか」ということを聞かれることがかなり多い。

自分の値決めを考える中で、市場価格を知ることはとても大切で、自分がその価格帯のサービスを身銭を切って、実際に感じてみるのが一番良い学びであると信じている。他人に払ってもらうのもちょっと違う。

やはり自分がどれだけ働いて貯めたお金なのかを実感し、そのお金をどんなサービスでどんな価格を支払って失うのか、ということを実際に体験してみることは、価格を体感するということにおいて価値があるものだ。


ぼくが過去に受けた研修の中で最も値段が高いのは、レゴシリアスプレイのワークショップファシリテーター養成講座の研修4日間である。約36万円を支払って、東京で開催する交通費と宿泊費は実費であるから、丹波から参加した僕は実質40万円以上をその4日間に支払ったことになる。

たしかに高い金額であったが、やはり一生使うだろうなと思うノウハウだし、いまもいろんなところで使わせてもらっていることを考えると、思い切って支払って参加したことがとても良かったと思っている。

とくにものすごく年収が上がってから参加するのではなく、そこまでお金がないときに「えいや!」って支払うからこそ、その時間をなんとか無駄にしないようにするんだという気持ちが生まれるのは正直なところなので、これは本当になにかをためらっている人にはおすすめ。えいや!と支払うのだ。


さて、そんな高価な金額を支払って資格を得ても、使わないとすると勿体ないものだが、意外と使わずにワークショップを開催できないでいるという人もけっこういるのが本当に勿体ないと感じるのであった。

とはいえ、なかなかワークショップを自分で開催するっていうことができないという人もいるのは仕方ないことではあるよな。うむ。


そういうわけで今日は、割と実施回数も多くて経験豊富なてっちゃんとぼくに、主催のしのさんと、これからワークショップでレゴシリアスプレイを使っていきたい、おさむさんとくめさんを交えての学びなおしの会を開催。

てっちゃんのファシリにのって、自分もレゴに没頭する側になって楽しんでみると、これからやってみたいことやら、いま自分が感じていることなどが出てきてやはり面白い。

ちなみにぼくの今日の気づきは、「学びなおし」ってのがわりと耳にするようになってきているけど、それを教科書通りに立ち戻るっていうよりも、変化した世の中や変化した人々、そして変化した自分にフィットさせるように最新にアップデートするような、創造的な機会にしたいと思ったことだ。


なので、これから「学びなおしの機会は、むしろ徹底して創造的にやる」ということを心に留めてやっていきたいなーと思ったのであった。



レゴシリアスプレイのファシリテーターにはおなじみのアヒルちゃん。
きょうのぼくのアヒルちゃんへの工夫は「心に空をつくる」であった。



いつも心に「空」を意識して今日を生きるのである。
それはつまりアヒル如来なのであった。南無。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。