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154☆畑仕事のあとの1杯はウマい!

ぼんじょーるの!
曇り時々晴れな水曜の朝です。

週末は久しぶりに畑仕事をしました。
この時季の野菜たちの成長ぶりはすさまじいですね。
寒いうちはゆっくり大きくなる感じだけど、暖かくなってくると、水をグングン吸ってガンガン成長していきます。

6月半ばローマ近郊の畑の様子

今回は写真をいろいろ撮ってきたので、生育中のイタリア野菜たちを見てください!

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ポロネギはすでにネギ坊主が出始めてます。
日本のネギっぽく見えますけど、白い部分はかたいポロネギです。
緑の部分も食べるけど地味に硬くて、生食はムリ(汗。

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夏中活躍してほしいレタスたち。
こんなに大きいけど、まだまだ伸びしろがあるらしいです。

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赤いサニーレタスは見つけやすいけど、緑色のは雑草に埋もれちゃってます。

みんなの畑は無農薬栽培なんです。
雑草が出てきたら自分たちでせっせと引っこ抜くのだけど、野菜だけでなく雑草の成長もすごいので、すぐこんなことに。
もう追いつかないのでレタスの周りだけまるく雑草取りをしておしまい(汗。

ちなみに黄色いツボミは自然発生しちゃうキンセンカです。
この辺りでは道端や野原にあるもので、わざわざこれをガーデニングに使う人は皆無。
薬草なので、上手に処理するといろいろ使えます。
でも私たち、すでに畑仕事だけで手一杯なので手つかず、雑草扱いです。

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ズッキーニもこの時季はホント、次から次へと出てきますね。
上の小さいサイズも2日放置するだけで下の大きさぐらいになっちゃう。
去年は苗を植えすぎて地獄を見たので、今年は去年の3分の1になるように調整しました。

ズッキーニというのはホント、キュウリとよく似ています。
見た目だけじゃなく、生育にたくさん水を必要とすること、そして、あっという間に成長すること、収穫したと思ったらもうなってること……。

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この日の集合時間は18時半でしたけど、7月になると19時過ぎになります。こんな時間から始める畑作業、日本ではあまりないのでは?
私も最初はなぜそんな時間に畑に行くのかと驚きましたけど、イタリアのハンパない太陽の強さに対抗するにはやっぱりこれぐらいじゃないとムリー。

ソラマメはもう終わりなんですって。
日本では夏いっぱい収穫するイメージですけど、小さなものを生のまま食べるイタリアのソラマメは春の野菜なんですね。

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ソラマメって、本当に空に向かって伸びて行きます。
ワタシ的にはこの大きさでぜんぜんOK。
むしろこれを塩茹でにしてビールを飲みたい。

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数日前に大方収穫しちゃったから、もうないよ、なんて言ってたのに、まだこんなに枝に残ってました。
葉っぱに隠れて見つけにくいんですよね、ソラマメ。

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こちらはオカヒジキ
たしか1月の終わりごろ、一瞬、コロナ規制が黄色ゾーンになったときに種を植えたものです。
雑草のすき間に生えてるから言われるまで気づきませんでした。

畑のなかで夕ごはん

水やりしたり、トマトの苗の植え付けをしたり、20時半ごろまで畑仕事をしたあと……

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今シーズン最初!
畑の脇のテーブルで夕ごはんです。
どんどん日が伸びていくので、夕ごはんの時間になってもこんなに明るい。
湿度の低いイタリアの夏は太陽が傾いてくるとグッと涼しくなって過ごしやすくなります。
この夜もむしろジャケットが必要なほどでした。

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ローマのソウルフード、スップリ
ライスコロッケです。
トマト味のリゾットにモッツァレラチーズを混ぜて衣をつけて揚げてあります。
手で持って食べられるから、外ゴハンにピッタリ。

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ピッツァビアンカにモルタデッラを乗っけて食べるのもこの辺の人は好きですねぇ。
生ハムやサラミを食べるときもふつうの白いパンじゃなくて、ピッツァビアンカ、トマトソースのない白ピザなことが多いです。
むちゃくちゃカロリー高そうだけど、これが美味しいんですよねー。

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冷え冷えのプロセッコ!!!!!!!

みんなの畑は周りに何もないので夕日がほぼ地平線に沈みます。
こんな美しい景色を眺めながらプロセッコを飲むって、もうそれだけでテンション上がるー!

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テーブルはぶどう棚の下に設えられています。
ブドウの葉っぱ、まだまだ小さいけど夏に向けて成長中。
7月になると緑の葉で覆われ、南イタリアの強い日差しをさえぎってくれます。

21時過ぎてやっと夕焼け空になりました。

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この日の夕ごはんはアペリティーボ程度の簡単なものでしたけど、畑仕事で汗をかいて、みんなで食卓を囲んで冷えたプロセッコを飲む。
夕方のさわやかな空気の中で。
町の騒音の聴こえない場所で。
マスクを外して←コレ、重要!

もう他には何もいらないステキな時間を過ごすことができました。
やっぱり夏が好きだなぁ。


それでは皆さま、善き水曜日を Buon Mercoledi ぼぉん・めるこれでぃ!


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