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150☆ウナギの町アングイッラーラへ

ぼんじょーるの!
朝からくっきり晴れた土曜日です。

昨日は夕立もなく、オンラインサロン「ローマ食堂」ではコロナ規制や荒天でなかなか行けなかった隣町、アングイッラーラ・サバーツィアについに行くことができました!

クルマだと20分ぐらいなんですけどね。
ローカル線と路線バスを乗り継いでいくので1時間ぐらいかかります。

というわけでまずはローマ行きのローカル線です。

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ものすごくカラフルなローカル線の車内(笑。
マスク必携です。

イタリアではコロナの新規感染者が減ってきていて、ラツィオ州でも月曜からホワイトゾーン適用になります。
とは言え、
-家の外ではマスク着用
-ソーシャルディスタンスを保つ
-人が集まるような場所へは行かない
-大人数で集まらない
など、コロナ以前に戻るわけではありません。

そうこうするうち、各駅停車で2駅目のアングイッラーラに到着。

片道1ユーロ50セントです。
そして路線バスは片道1ユーロ。
アングイッラーラは鉄道駅と旧市街が離れているのが行きにくい理由なんですよね。
バスの本数もむちゃくちゃ少ないし。

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炎天下で20分ほど待って路線バスに乗り込む。
家の中は涼しいのですけど、外は暑い!!
体感温度は35度ぐらいかなぁ。
日影は涼しいのですけどね。

路線バスに揺られて10分ほどでブラッチャーノ湖畔の旧市街に到着。
泳いでいる人もチラホラいました!

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旧市街の入り口の門です。
城壁のように積み上げられた石壁でおおわれている旧市街です。
なので門の扉を閉めれば、外からの敵の侵入を防ぐことができます。

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アングイッラーラのシンボル、ウナギの噴水。
ウナギの口から水を飲む女性がいました(笑。

イタリア語でウナギはアングイッラなので、アングイッラーラは言わば「ウナギ町」。
ローマ時代にはここで漁獲されたウナギがローマ街道を通ってローマまで運ばれていました。

アングイッラーラ旧市街の目抜き通りは200メートルぐらいしかありません。
途中の観光ポイントをチェックしながらなだらかな坂を上りきると……

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この絶景!!!
サロンメンバーも歓声を上げていました。

しばらく湖面を眺めていたら、小舟が1艘、漁に出ていくのが見えてきました。

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公園のボートほどの小さな舟です。
網でも仕掛けに行ったのかな。

ちなみにブラッチャーノ湖のウナギの漁期は秋冬です。
寒くなってくると脂がのって美味しくなるからなんですって。

旧市街のなかのローマ時代の道の名残りや食糧貯蔵庫の遺跡などを見て、1時間ほどで配信は終了。

しかし、ものすごく暑かったので来月のオンラインサロンでは、ちょっと涼しい場所に行こうかな。

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なんてことを考えつつ、冷たいお水とカップッチーノで休憩。

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6月のイタリアはあちこちに花が咲き乱れ、風に乗ってジャスミンの芳香が漂ってきます。
本当に夢のようにすばらしい季節です。
7月8月ほど暑くないし、観光するなら6月は本当にオススメ!

さて、来週のオンラインサロンはイタリアチーズの世界。
いつものようにチーズ好きの講師を迎えて「カチョカヴァロ」を取り上げます!

それでは皆さま、ステキな土曜日を Buon Sabato ぼぉん・さーばと!

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