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芸術は生活必需品やろ、とか言ってるやつがいるらしいw

<今週の能大マガジン vol. 10>


「芸術は生活必需品やろ、とか言ってるやつがいるらしいw」


※休業要請に関する正確な情報に関しては、行政の情報をご参照ください


生活必需品って何?

5月28日現在、大阪では緊急事態宣言が発令されています。
飲食店の営業時間短縮や百貨店などの臨時休業などが余儀なくされています。
例外として営業を認められているのが、「生活必需品」を取り扱うお店です。

いきなりですが、ここで問題です。

「美術館は臨時休業しているのでしょうか?」

答えは、YESです。
規模によりますが、大きな美術館は臨時休業しています。


では、もうひとつ問題です。

芸術生活必需品でしょうか?」

少し考えてみましょう。

ここでいう芸術は、「鑑賞する」対象になるものをイメージしてもらえれば良いと思います。

生活必需品とは、生活していくうえで欠かすことのできない品、と考えていただければ良いでしょう。

考えがまとまりましたか?


この問いに対する私の答えは、YESです。(あくまで私の意見です。)
音楽・絵画・アート作品など、私の生活には芸術が欠かせません。
毎日歯を磨くように、音楽を聴き、アートブックなどを観るルーティーンがあります。
娯楽の一面もありますが、芸術を通して以下のような効果があると考えています。

わたし的、芸術鑑賞の効果

☑️想像力を鍛えることができる
☑️夢を膨らませることができる
☑️考えを整理することができる
☑️心を安定させることができる

絵の中に入って見える景色を想像したりすることで
一般常識に囚われない夢を膨らませることができる
また、この線が綺麗と感じる理由を言語化できれば
見えない抽象的な自分の考えを客観的に整理できる
そして、この思考の流れの中で自然と心が落ち着く

生活に必要なものってなんだろう・・・

生活必需品といえば、食料品や衣服など身体のために消費するものが思い浮かびますが、のために消費するものも人間らしい生活を送るために必要ではないでしょうか。
芸術を生活必需品とするべきだ!と主張したいわけではありませんが、少し芸術の価値が軽視されがちだと思うのです。

かくいう私も大学で芸術工学を学ぶまではそれほど重要とは思っていませんでしたし、美術や音楽の授業は好きではありませんでした。
しかし、大学入学後、芸術・アートの”考え方” “面白さ”を学び、芸術は面白く重要であることに気づきました。
(私が面白いと思ったアートの考え方について、実体験を交えながら書いたマガジンを添付します。ご興味があれば、ぜひご覧ください。)

そうなんです。

芸術・アートって面白いんです。重要だと思うんです。

変化が激しく答えのない社会において、仕事やプライベートなど様々な場面で活かすことができると思うのです。

生活必需品ではない、とは言い切れないだろう、なんです。

私はその面白さを伝えきれないのですが、「アート思考」に関する本を手に取ってみてください。
立ち読みでも良いです。電子書籍のサンプルでも良いです。

きっと、面白くて続きが読みたくなるでしょう。

最後に

今回は、ニュースを見る中で「生活必需品」ってなんだろうと疑問に思ったので、題材にしてみました。
絵も歌も上手くないし、芸術なんて分からない、興味ない、という人にこそ「アート思考」を知ってほしいと思っています。
(私もたいして絵も歌も上手くないです)

とにかく、アート・アート思考に少しでも興味を持ってくださった方がいれば嬉しいです。

一緒に学んでいきましょう😉

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