念願の念願だった「文喫」へ。
いつか必ずいつか必ずと楽しみにしていた、六本木にある「文喫」へ。先日ようやくお邪魔してきました。
地方住みの為、県外への規制も続き都内への外出がなかなか叶わなかった。
都内への予定を詰め、午前中の仕事を終わらせ早々に向かう。
地方から新幹線で品川、品川から六本木はあまり乗る機会のない地下鉄、大江戸線。
永遠と続きそうな下りのエスカレーター。首からプレートを下げ足速に降る人たちにまみれ、「みんな顔も知らない誰かのために働いてるんだ」と仕事以外で来ていることに少しだけ申し訳なさを感じる中、「どんな仕事してるんだろう」と、いつもながら私の妄想が止まらなくなる。
たまたま構内ですれ違ったあの人の仕事が「私の生活のなにか?を支えてくれていたりするのかもしれない」と思うと、誰かの優しさで生活は成り立っているんだなとつくづく思う。
六本木駅に到着し人混みに流されるまま地上へ。スマホの地図を片手に目的地を目指し、ご対面。
感動、、、。
「文喫」は入場料のある本屋。
多分1時間以上、店内をウロウロしようやくビール図鑑に落ち着く。有料ゾーンはコーヒーと紅茶が飲み放題なのだけど、カフェインカット中だった為、お冷をひたすらいただいた。
ビールを求めて世界中を旅する想像しながら、贅沢な時間を味わった。
「時間が許されるなら1日過ごせる」
テーブル席はもちろん、ゴロっとできる空間もあって何より静か。地元の書店で普段出会わないような書籍も多く、いつもの感覚と全く違った。
必ず、また来たい。
お近くの方はぜひ、一度足を運んでみてください。読書そのものだけではなく読書をする空間に触れる。
1分、1秒、1行がとても貴重な時間として過ごせます。
※写真は許可をいただき掲載しております。
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