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DXとかIT活用を進めたいならその前にやることがあります。~4回目 知らないと始まらない まずは登場人物整理しよう~

はじめに

突然ですが。
11月から岡山県よろず支援拠点のコーディネーターになりました。
毎週火曜日に岡山に行ってます。
岡山県の方、もしよかったら下記のリンクからご予約下さいね。
よろず支援拠点では無料で対応させて頂きます。
ただし、1回1時間までと決まってますので、がっつりとしたお話しは
個別にご連絡ください。(申し込みページ)

で、そんなこんなで生活サイクルが変わり、
投稿の間が空いてしまいました。
すみません。
3回目で止めてしまったら、典型的な3日坊主!💦
危ないところでした。

おさらい

間あいたので少しおさらいを。

1回目はDXの定義にいて書きました。
Xが大事だけどD知らないとX考えるときにうまくいかないことが
ありますよって感じです。

2回目は変化慣れです。
D(IT)での変化はダメージもありますのでその前にアナログでも
変化して慣れておきましょうという話です。

3回目は準備が十分でないときにDで変化を起こすとどんなことが
起きてしまうかについて書いています。
詳しくは下記リンクで呼んでください。

彼を知り己を知れば百戦殆からず

という言葉をご存知ですか?
孫子の言葉として有名なので目にしたことはあるかなと思います。
相手と自分をちゃんと理解していれば勝てる ということですよね。
Xを考えるにはこの言葉が結構重要です。

この言葉に続きがあるのはご存知ですか?

彼を知らずして己を知れば一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば戦ふ毎に必ず殆ふし。

とあります。
相手のことは分からないけど自分のことはわかってれば 五分五分。
相手も自分のことも分かってないと 毎回やばいよ 
ということになります。

彼 とは

戦いでは自分と相手が登場人物ですが、ビジネスだともう少し複雑に
なります。

一人称である己 は 自分・自社ですからいいのですが、
彼に当てはまるのはどんな登場人物かを考えてみましょう。

ビジネスで考えると利害関係者=ステークホルダーが複数登場します。
お客様もその1つですが、お客様と言っても実は細分化されます。
メーカーの場合、営業先の卸、実際に使うユーザーといった感じですね。
それぞれに競合もあったりします。

仕入先、その製造元も利害関係者ですね。
図にしたらこんな感じです。

ここにある登場人物について知るということが大事です。
IT化なら自社のことだけ考えたらいいんですけど、
DXのXの部分は ビジネスモデル、売るもの・提供するサービスを変えることなので自社だけではなく、利害関係者のことを広く考える必要があります。
彼を知る はビジネスでは対象が広くなるってことですね。

彼は敵?

ところで、彼を知り己を知れば百戦殆からず は  を  として
訳されているものも多いですよね。

時々 残念だと思うのは、お客様を売るための敵としてしまっている場合があることです。時々いらっしゃいますが、お客様は敵じゃないんですよ。
敵は基本的に競合です。
先ほどの図では敵と想定できる登場人物に太枠を付けておきました。

自社の競合だけでなく、お客様の競合も敵になります。お客様の競合を敵としたらお客様は一緒になって倒しに行くパートナーになりまよす。
それが分かっていたらお客様を敵と考える事はありません。
こういうとこは結構大事です。

終わりに

DXのお話しなのでこういう分析の所もお話ししていきたいのですが、
それよりも先にDを考えた方がいい場合が多々ありますので
次回はDの話に戻します。

どうお伝えするか悩んでたら数週間もかかってしまいました。
次回はできるだけ早く書きたいと思います。

個別のご相談も承っています。
こちらの申し込みページよりご依頼ください。

告知色々

セミナーの依頼を立て続けにいただきました。
決まっているもののリンクをこちらに貼りますね。
是非ご参加下さい。

12/13(火) 15:00~16:00 無料
オンライン  主催:岡山県よろず支援拠点様
「売れる仕組みの作り方 はじめの一歩を踏み出そう!」
今日書いている、またこれから書く内容です。
具体的な取り組み方をお話しします。

12/16(金) 14:00~16:00 
大阪  主催:大阪府IoT推進ラボ様、MOBIO様
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