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カプコン(9697):下降70%

以下は、2025年3月期第1四半期の決算短信の概要です。

会社概要

  • 会社名: 株式会社カプコン

  • 上場取引所: 東証

  • コード番号: 9697

  • URL: https://www.capcom.co.jp/

  • 代表者: 代表取締役社長 辻本 春弘

  • 問い合わせ先: 財務経理部長 高見 啓太 (TEL: 06-6920-3605)

2025年3月期第1四半期の連結業績 (2024年4月1日~2024年6月30日)

  • 売上高: 295億97百万円 (前年同期比 -32.5%)

  • 営業利益: 128億89百万円 (前年同期比 -46.4%)

  • 経常利益: 134億87百万円 (前年同期比 -47.9%)

  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 99億75百万円 (前年同期比 -45.1%)

財政状態

  • 総資産: 2,407億95百万円 (前期末比 -26億81百万円)

  • 純資産: 1,986億10百万円 (前期末比 +35億28百万円)

  • 自己資本比率: 82.5% (前期末比 +2.4ポイント)

セグメント別業績

  1. デジタルコンテンツ事業:

    • 売上高: 214億16百万円 (前年同期比 -43.5%)

    • 営業利益: 128億21百万円 (前年同期比 -48.0%)

  2. アミューズメント施設事業:

    • 売上高: 48億64百万円 (前年同期比 +18.1%)

    • 営業利益: 5億16百万円 (前年同期比 +37.4%)

  3. アミューズメント機器事業:

    • 売上高: 22億20百万円 (前年同期比 +147.2%)

    • 営業利益: 10億83百万円 (前年同期比 +59.7%)

  4. その他事業:

    • 売上高: 10億97百万円 (前年同期比 +13.3%)

    • 営業利益: 6億64百万円 (前年同期比 +34.3%)

配当の状況

  • 2024年3月期: 年間合計 70.00円

  • 2025年3月期(予想): 年間合計 36.00円

今後の見通し

  • 売上高: 1,650億円 (前年同期比 +8.3%)

  • 営業利益: 640億円 (前年同期比 +12.1%)

  • 経常利益: 630億円 (前年同期比 +6.0%)

  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 460億円 (前年同期比 +6.1%)

  • 1株当たり当期純利益: 109.98円

注記事項

  • 新たに設立した株式会社レオスターを連結の範囲に含めている。

  • 特定の会計処理の適用などについての詳細は添付資料9ページに記載。

この決算短信は、カプコンが2024年7月29日に発表したものであり、詳細はカプコンの公式ウェブサイトで確認できます。


株価の動向を予測するためには、以下の主要な数値や指標を考慮する必要があります:

  1. 売上高の増減率: -32.5%減少

  2. 営業利益の増減率: -46.4%減少

  3. 経常利益の増減率: -47.9%減少

  4. 親会社株主に帰属する四半期純利益の増減率: -45.1%減少

  5. 自己資本比率: 82.5%(前期末比2.4ポイント増加)

  6. キャッシュ・フロー: 営業活動によるキャッシュ・フローは94億7百万円の収入

これらの指標から総合的に判断すると、以下のように分析できます:

プラス要因

  • 自己資本比率の増加: 企業の財務健全性が高まっていることを示しています。

  • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 営業活動から安定したキャッシュ・フローが得られているため、財務基盤はしっかりしています。

マイナス要因

  • 売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益の大幅減少: 全体的な業績が前年同期と比較して大きく減少しており、これは株価にとってネガティブな要因です。

数値による予測

  • 総合的な成績: 売上高や利益が大幅に減少しており、全体的な企業業績は低迷しています。これにより、株価下降の確率が高いと考えられます。

  • 自己資本比率: 自己資本比率が高まっていることはポジティブな要因ですが、全体的な業績悪化の影響を打ち消すほどではありません。

結論

  • 上昇の確率: 30%

  • 下降の確率: 70%

この予測は、全体の業績の低迷と一部財務健全性の向上を総合的に評価したものです。市場の反応や外部要因も株価に影響を与えるため、投資判断には注意が必要です。

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