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ぽけっと日本 by eSIM ~海外で日本のインターネットサービスが使えました ヤッホー - oppo reno7aでahmo eSIM~

海外で日本のコンテンツが見られない

と、悔しい思いをすることはありませんか?
いつも日本で見ているサイトが意外にブロックされる。海外に来たのだから仕方ないとはいえ、ちょっと寂しいですよね。むろん海外では違法というものもあるから、それは仕方がない。しかし、ちゃんと会費払って見ているNHKオンデマンドも見られない、というのはちょっとあんまりだ。

ところが最近、ahmo というサービスを見てみると、なんと海外ローミングが20G使える。すばらしいではないですか!

なぜそれがすばらしいか。ローミングだとインターネットに接続するポイントは日本になります。そこで、アクセス制限も日本からのアクセスと同じになる。つまり日本で見られるサイトはすべて見られるわけです。
これは海外出張や海外駐在する人には必須アイテムじゃないか!

費用はどのくらいか。調べてみると、僕の場合はahmoを導入することで今使っているプランにかかっていた通信料が減るので、差額はたかだか月1000円増加する程度で済みます。(ahmo自体は3000円弱/月)

これまで海外に行くたびに海外esimやwifiルータを準備していたが、その手間からも解放されます。十分サービス料を払う価値がある。

そこでahmoの導入をこころみました。

最大の心配は、肝心の自分のスマホで使えるか、という点。無事成功したわけですが、同じ悩みをもっている方のために、今回わかったことを書いておくことにしました。

ahmoが登場してまだ間もない時期で、あまり情報がなかったのですが、おそらくあと3か月もすれば、こうしたことも周知されると思います。ですので、僕が感じた要点だけを簡単に書いておくことにします。

eSIMはやってみると簡単だった

SIM の導入は案外面倒なことがあります。スマホとの相性もあるし、設定もAPNの設定やら何やら、案外煩雑です。また現在メインSIMには普段使ってるキャリアのSIMをいれて、eSIMだけ空いているという人も多いでしょう。

eSIMの設定で失敗しないだろうか。

今回やってみて、ahmoであればそこは心配ないと感じました。
ahmoを購入すると、設定方法も提供してくれます。この説明がすばらしい。もちろん若干面倒ではあるが、説明通り操作すればまず問題はないと思います。

特にahmoの説明資料ですばらしいのは、事前に準備するべきものを最初に確認できるような、説明になっていることです。

すこし脱線するが、この点は大事なので、ちょっと。

どのような操作説明も、最初に「必要なものはこれとこれ」と明記すべきだと思います。これ、ドキュメントの基本。しかしこれがきちんとしていないドキュメントがスマホやサブすくの世界ではとても多い。それがあたりまえだと思っているテクライターが多いようです。

操作していくと、

「次は〇〇のアカウント番号を入力してください。ない場合は新規に作ってください。」などと、平気で書いてある。ふざけるな!

こちらは忙しい合間に操作しているのに、そんなものは急に用意できない。途中必要になるものは作業に入る前に確認できるようにしてもらわないと、そこで作業を中断したりあきらめることになります。

多くの場合こういうのを2発くらうと、もうそこであきらめるか、いやになるか。それならいい方で、僕はたいていそういうサービスは、「二度と近づきたくない会社のリスト。」に登録しちゃいます。一度消費者に無駄な時間を消費させた会社は二度三度とそれをくりかえします。そんな会社に将来性はない。つきあっても無駄です。これが時間を無駄にしないためには大事な心得だと思っています。

必要なもののリストと、所要時間を、最初最初に明記する、という記載方法にあらためるだけで、スマホ関係のサービスの売り上げは倍にはなるんじゃないかなぁ。

考えてみれば、他のサービス業では普通そのように説明しています。スマホ業界が少しおかしいのだと思います。

愚痴はさておき、ahmo はその点正常ですので、心配はいりません。

手続きや設定に必要なもの

話を戻して、とにかくahmoの説明が完璧なので、ここでつけくわえることはありませんが、一応必要なものを書いておきましょう。

申し込み時に必要
1 ドコモid
2 元のキャリアからの移行に必要な情報(新規なら必要ない)
3 クレジットカード
4 マイナンバーカード(または他の身分証明書)
5. 有効なメールアドレス

eSIMダウンロード時に必要
1. スマホ本体(eSIM対応のもの)
2. スマホのwifi(インターネット接続) - eSIMのダウンロードに必要
3,  eSIM準備完了のお知らせのメールを開けるパソコン
4.「eSIM利用開始手続きのご案内」という件名のメール

これだけです。

これらが準備できていれば、申し込み作業は1時間あれば十分です。

そして申し込みからeSIMの開通までに所要時間は1日かからない。

出張前夜に申し込んでも、おちついて作業すれば十分間に合うと思います。
「あ、明日から出張なのに現地のインターネット環境がない」と慌てている人でも大丈夫。基本ネットからの作業で完結しているので、購入だけしておいて後は空港のラウンジで作業することも可能です。まぁでも慌てて失敗するといけないから2日前くらいにやっておくとよいとは思います。

ドキュメントになかった tips


やってみて二つ、tips, コツがあるのでそれだけ書いておきます。

1「ご案内」のwebページはパソコンで開いて操作するとよい

これはeSIMを買ったとき全般にあてはまるtips。
ご案内
のメールにはリンクがありこれを開くと、設定方法が丁寧に書かれています。これは事前に一度開いて流れを確認しておくとよい。
そしてeSIMダウンロードはこの説明の通りに操作すればだいたい大丈夫。だが、途中eSIMのダウンロードは説明ページに表示されたQRコードを読み込むので、PCで表示しておいた方がスムーズです。
スマホにご案内ページを開いていると当然これをスマホで撮影するのは難しい。パソコンで説明ページを開いておけば簡単です。

eidはgoogle lensなどで文字列化

申し込み時にeidという30桁近い番号が必要です。Android端末だと、eidの表示はできるが、テキストコピーができません。30桁も手打ちするのは大変です。ここは機械に頼るのが賢明です。
どうするかというと、eidの画面をスクショにして、google lensで文字認識すればok。簡単にまちがいなくテキストコピーできます。

APNは別途確認して設定する必要がある

機種によってはAPNを自分で設定する必要がある場合があります。
これは下記ページに書いてあるが、これはahmoの公式情報ではないので僕もこれが唯一正しいのかはわかりません。とりあえずこれで動作しました。

ahamoで必要なスマホのネットワーク(APN)設定とは?AndroidとiPhone(iOS)の手順を詳しく解説! | ベストシム (best-sim.info)

なぜこの点だけ ahmo の設定手順に書いてないのでしょう?

なにか大人の事情(docomoのサービスではなく選択枝を限定すると独禁法でひっかかるなど)でahmoからは公式情報として公表できないのかもしれないし、探せばahmoの公式の情報もあるのではないかと思いますが、まぁとりあえずこの手の情報を探して設定すれば問題なく動作します。

海外で本当に日本のコンテンツが見られるか?

で、実際に日本のインターネットサービスが海外からアクセスできるか、これは使ってみないとわかりません。2023/11に欧州に出張する用事があったので早速ためしてみたところでは。

大成功!

でした。NHK plus も Yahoo ニュースも快適。テザリング経由でPCからNHK plusをアクセスして無事大河ドラマも朝の連続テレビ小説も見ることができました。なんとすばらしいローミング。
というわけで海外で日本のサイトがみられずに、寂しい思いをしているみなさんは、どうぞお試しください。

なお、NHKはたぶん問題ないと思いますが、当然現地では違法であるが故にアクセスを止めている場合もあります。違法コンテンツに厳しい国では、その点だけご注意の上、お愉しみください。

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