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カウシェ最年少正社員が、インターンからの2年間をグラフで振り返る

あいさつ

みなさまこんにちは。
株式会社カウシェのプロモーション(一般的にはマーケティング)チームの佐藤俊輔です。

現在は新卒8ヶ月目ではありますが、カウシェにはシード調達の前からフルタイムでインターンとして働いてきました。(2020年11月24日ジョインなのでちょうど2年くらい前)
今回は、カウシェでのフルコミット生活が2年経過した機会に、これまでを振り返りながら2022年を締めくくりたいと思います。


2年間のグラフ

全部書くとかなり長くなってしまうため、その中でも今回は、

  1. YOUTRUSTのすごい研修

  2. プロモーションチーム立ち上げ

  3. カウシェ最年少正社員として、スタートアップ新卒8ヶ月として

についてお話しできればと思っています。
※自律自燃人材になれるのか自問自答期間は、内容が長くなるため日を改めて投稿させていただきます。


YOUTRUSTのすごい研修

2年間を振り返った時、最も成長のきっかけとなったタイミングがいつかと問われれば、それは、YOUTRUSTのすごい研修だと思っています。
もちろん普段の業務から様々な経験をさせていただいており、その時その時で成長させていただいていましたが、逆に言うとどうしてもアウトプットが多くなってしまっており、インプットが足りていないことも事実でした。
それまでの約1年半はとにかく事業と向き合ってきたが故に、カウシェにジョインしてから初めて外の世界に出た機会とも言えます。

YOUTRUSTのすごい研修についてはご存知の方も多いと思いますが、念の為補足をさせていただくと、受講生に対して講師の方々からその領域に関する講座をしていただくもので、私はすごい研修第3弾の「すごい研修 田部正樹・北尾昌大・山代真啓・河合聡一郎の成果にこだわるグロース戦略講座vol.2」に参加させていただきました。

▼参加させていただいた「すごい研修 田部正樹・北尾昌大・山代真啓・河合聡一郎の成果にこだわるグロース戦略講座vol.2」


すごい研修を経て何が変わったかのというと、
「カウシェの事業における自らの価値を定義することができた」
ことだと思っています。
では、どのような価値を定義することができたのか。
それは、「顧客と事業に関する深いインサイトを持ち、泥臭く実行していくことで成果を出す」ことです。

以下は、すごい研修で学んだことの中で今も特に大事にしている考えを3つ厳選したものです。(メモを漁ってみたら12個くらい載せたい言葉があったのでとても悩みました)

  1. 偶然起こった事象から必然性を見つける

  2. 分析は自分で行え

  3. 非効率を愛す(非効率なこと仕事にしかオリジナリティーは作れない)

1. 偶然起こった事象から必然性を見つける

この言葉を聞いてからは「なぜそのKPIが前日よりも1ポイント上がったのか」のような事業数値の変化を説明できるようにする。もしくは、確からしい仮説を持つ、ことを大切にしています。

個人的に「全てのことには意味がある」という言葉が好きなのですが、事業で言えば「あるKPIが1ポイント上がったこと」には必ず何かの背景があって、何の理由もなく上がることなどないと思っています。
その1ポイントの上昇に対する理解を積み重ねることで、それらの点と点が線として繋がり、事業に対するインサイトをより深めると考えています。

これからも大切にしていきます。

2. 分析は自分で行え

すごい研修では講師の方に質問をすることができるのですが、ノバセルの田部さんにこんな質問をしました。

「組織に分析チームがいる場合、どのような分析の役割分担をしていくべきでしょうか?」

それに対して、
「役割分担は必要ないです。基本的に分析は全て自らで行うべきです。施策を行う人物が自ら分析を行い、深いインサイトを持つことが何よりも大切です。」という趣旨のご回答をいただき、その瞬間に意表を突かれたというか、ハッとさせられたのを覚えています。(当時のチャットが見当たらず、頂いたご回答のまま載せられず後悔、、)

以来、自ら気になったことに関しては必ず自らBigQueryを叩いて分析をするようにしています。
もちろんテーブル構成やカラムの定義などわからないこともあるので、カウシェで分析を担当しているgoroさんには日頃から色々と質問をさせていただいています。(goroさんいつもありがとうございます!)

自ら分析をするようになってから何が変わったかというと、当たり前ですが実行から振り返りまでのPDCAの速度が上がりました。
そして何より、「より一層事業に対する細かなインサイトが深まり、あらゆるアクションの精度が高くなった」と思っています。

分析の最終的なアウトプットを見ただけではなかなか気づきにくいような、「その過程で見る数値の数々」によって、事業数値に対する肌感がどんどん増している、みたいな感じだと思います。

今後もこの姿勢は徹底していこうと思います。

3. 非効率を愛す(非効率な仕事にしかオリジナリティーは作れない)

そして何よりこの言葉が一番ハマった言葉です。
というのも、この言葉は、言語化できていなかったものの私自身が大学時代に体育会でバスケットボールをしていた時から思っていたようなことで、それを言葉の塊で思いっきりぶつけられ、「それだ!!」となった感覚でした。
何より、改めてこの姿勢こそが私の価値になるのではないかと思いました。

以下はこの言葉に対する私なりの勝手な解釈です。

私の解釈としては、「みんながやりたがらないこと」をやりきることによってこそ、オリジナルの価値が生まれるということだと思っています。(「物事を効率化することから逃げる」という意味ではない認識です)
ユーザーインタビュー、分析、失敗する可能性の高いプロジェクト、他チームとの間に落ちてしまったボール、など、みんながやりたがらないことをやることによって、独自の価値を見出すことができると考えおり、率先して行動しています。
今クウォーターの実際のアクションで言うと、

  • 今クウォーター最重要施策のプロジェクトマネージャー

  • ユーザーインタビューのリード(プロモーションチームの仲間も一緒に参加してもらう)

  • なかなか手がつけられていなかったある特徴のユーザー分析(ログ分析も含む)

  • プロダクトチームとの連携業務

  • 他国のソーシャルコマースサービスの地道な調査(出店事業者の規模の傾向や推定できる範囲での商品カテゴリの内訳の予測など)と、それを全社に共有する会を実施

  • Unit横断での来クウォーターのOKR策定と戦略戦術ロードマップ策定のリード

  • ・・・・

  • ・・・・

などなどです。
またこれ以外にも「事業としてやるべきだけどオーナーが不明確になりやすいもの」を率先して拾いにいき、推進することを意識しています。

これからも「顧客と事業に関する深いインサイトを持ち、泥臭く実行していくことで成果を出す」という自らの存在価値を出し続けるべく、精進して参ります。


プロモーションチーム立ち上げ

カウシェのプロモーションチームは直近の3ヶ月の間に急激に立ち上がったと言っても過言ではありません。私がインターンとしてジョインした2020年8月から2022年3月まではプロモーションチームに正社員はおらず、当時インターンの私と他のインターンの方々が数名いたりいなかったりでした。

2022年4月から私自身が正社員がとして入社しましたが、インターンから正社員と社会的な立場を変えただけであるため、組織としては実質変化はありません。そのため、インターンと複業の方々と何とか頑張ってプロモーション業務を行なっていました。(本当にありがとうございました!)

そんな中で、2022年9月に一気に2人の正社員の方が増えることになりました。

  • q-san(会社ではq-chanと呼ばれているが、自身の体育会系の名残からどうしても先輩をちゃん呼びできず、さん付けしています)

  • meal-san

のお二人です。

q-san
mealさん

当時、しっかりと多忙を極めていた私にとって、お二人のオンボーディングはプロモーションチームと自分自身の運命を左右する超重大ミッションでした。
お二人が最速でカウシェで立ち上がるために、とにかく早い段階でお二人とガッツリコミュニケーションをとり、今の事業や組織の、「うまくいっていること」「課題感」を可能な限りSyncし、最速で立ち上がれるようにしようと思いました。

q-sanは、入社前のとある週末に、完全プライベートでq-sanの家の近くまで会いにいきました。昼間の13:00くらいからq-sanの家の隣の中華料理屋で飲みながらとにかくいろんなことを話しました。

この前、q-sanとこの話になった時、「あの時に一番スイッチが入った」と言っていただけましたので、何かしらの意味はあったのかなと思っています。

meal-sanは、正社員としての入社前の複業のタイミングで、サシでご飯に行き、事業や組織のことだけでなく、お互いの過去の話なども3〜4時間ぶっ通してで話して、互いを理解し合うための時間を作りました。

その時に話したことは、その後の些細なコミュニケーションにも非常に役立っているなと感じています。(よりお互いが本音で話すための最大限の配慮に役立っている)

お二人が入社してちょうど3ヶ月目になりますが、既にめちゃくちゃ成果を出されており、今までプロモーションチームとして達成することのできなかった指標においてギネス記録を出したり、ずっと伸び悩んでいた指標が改善する兆しが見えてきたりと、チームとして戦うことの強さと大切さを身をもって体感しています。


カウシェ新卒8ヶ月目の最年少正社員として

カウシェはベンチャー2週目以降のベテランの方が多くいる会社です。その中で私のような何もない人間に何ができるか、をずっと考えてきました。
その現時点の答えとして、このnoteで記載させていただいたようなことをやってきており、これからもやっていきたいと考えています。

そして、もう1つ思うことが
「何もないということ」はそれはそれで武器になるということです。

カウシェにはTry FirstというValueがあり、組織としてどんどん挑戦が生まれていきます。しかし、挑戦には失敗がつきものです。Try FirstというValueもあり、失敗が許容される組織文化ではありますが、私はその失敗がより許容されてるなと個人的に感じています。

仮に失敗をしたとしても「Shunsukeくん。それはもしかしたら仮説がちょっと違かったかもしれないね。」となりやすいです。
そして、当の私も「今後に繋げます、、!!」というメンタリティーになりやすいです。

例えば、事業を大きく転換させるようなウルトラCのアイデアに関しても、
組織の重要なポジションにいる方がそのような突拍子もないアイデアを連発すると、時には組織を混乱させてしまう恐れがあるため一定難しい部分があるかと思いますが、私のような何もない人間は、そういったアイデアを出しやすい立場にいるはずですし、「良いね」となればそのままオーナーとして実行していき、それが当たれば儲け物なわけです。

そのため、とにかく打席に立つ回数を増やし、バットを振り続けることを大事にしています。(ここも全然まだまだですが)
そして、これからもその姿勢を崩さず組織をボトムアップさせていきたいと思っています。


お知らせ

カウシェでは、現在プロモーションチームのインターンの方を絶賛募集しております。
カウシェのインターンについて知りたい方は、以下の私がインターンの頃に投稿したnoteなどもぜひチェックしてください!

一緒にカウシェをグロースさせていただける素敵な方をお待ちしておりますので、ぜひお気軽にDMやご応募をいただければと思います!(ぜひ、カジュアルにカウシェのご紹介をさせていただきたいです!)

▼Twitterアカウント
https://twitter.com/IT4shun

▼YOUTRUSTアカウント

▼採用ページ


Appendix(EnjoyWorking プレイリスト)

カウシェのValueであるEnjoyWorking × 稼働日の行動フェーズ、でSpotifyのプレイリストを作っていつも聞いているので、最後に紹介だけしておきます。ぜひ聞いてみてください。

「EnjoyWorking 起床」

  1. 瑠璃色の地球: 朝起きて白湯を飲みながら朝陽を浴びて、まず地球に感謝します。(自然と気持ちがリラックスします)

  2. Starting Over: とはいえ業務や数値に対するプレッシャーが襲いかかってくるので、それは自分自身が作り出しているモンスターであることを思い出します。

  3. よー、そこの若いの: 「よーそこの若いの、君だけの汗のかきかたで、君だけの華を咲かせたらいいさ」を頭に叩き込み、自らのスタイルを思い出させます。

  4. 田園: 「生きていくんだ、それで良いんだ」と思い、「みんないるんだ、ここにいるんだ」と事業とみんなで向き合っていることを思い出し、稼働開始に向けてテンションを上げていきます。

「EnjoyWorking 出勤」

  1. できっこないをやらなくちゃ: できっこないをやらなければ意味がない、というスタートアップマインドを思い出します。

  2. 俺のアディダス〜人としのて志〜: 「走り出し続けろ、変わり続けろ、裏切り続けろ、答え続けろ」のサビで、能動的に動くことを思い出します。さらに、「一等星に生まれてくることができなかった以上は、一等星より目映い大金星を狙ってやるさ。ダイヤモンドに生まれてくることができなかった以上はダイヤモンドより硬い意志を貫いてやるさ」で、自分自身は決して頭の良い優秀な人間ではないため、意志を貫くことが大事であることを思いだします。

  3. タマシイレボリューション: 2010年のW杯のジャイアントキリングを思い出し、スタートアップは常にあの時の日本代表のようにジャイアントキリングを起こす必要があることを思い出します(今回のW杯の曲に変えないと、、)

  4. 飛行艇: 「今夜台風の目となって、大空を飛び回って、命揺らせ、命揺らせ」でジャイアントキリングのために命を揺らす必要があることを思い出します。

  5. 暗闇の中で飛べ: 高校生の頃から福山雅治が好きで、テンションが上がります。

「EnjoyWorking 帰宅」

  1. YOKAZE: 不安や不満は誰にでもあり、それと向き合っていくことが大切であることを思い出します。

  2. 終わりなき旅: 閉ざされたドアの向こうに新しい何かが待っていることを思い出します。

  3. カウント10: 「カウント10は自分の諦めが数えるものだ」という自分の意志が大事であるというマインドを思い出します。また、「自分との戦いに負けたやつの人生に心を打たれることはない」という自分自身との戦いこそが最も大事であることを思い出します。


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