赤ちゃん目線でおうちツアー!自宅の防災&事故予防
想像してみてください、上から熱湯が降ってくる恐怖…
熱そうだし、痛そうだし、怖いですよね…
と、突然、脅かしてしまい申し訳ありません。
でも、これ赤ちゃんにとっては、日常で起こりうることなんです。
赤ちゃんの目線で見てみよう!
育児クイズパパ力検定では、小児科医の先生、救急救命士さん、保健師さんなど専門家監修のもと、赤ちゃんの発達やお世話に関するさまざまなクイズを配信しています。
クイズの中には赤ちゃんの事故予防や救命法に関する情報も含まれます。
その一つに
というものがあり、これがまさに先ほどの熱湯が降ってくるお話にも関係しています。
テーブルの上に熱い飲み物を置いた時、大人から見れば、目の高さより下になりますが、ハイハイやズリバイで移動する赤ちゃんにとっては、頭上に置かれている状態です。
仮に歩ける赤ちゃんだとしても、ダイニングテーブルの高さならやはり頭より高い位置になりますし、コーヒーテーブルの高さだったとしても、立ち上る湯気を見て、好奇心から触って、倒してしまう可能性もありますよね。
「そりゃ当然でしょ!」
となりそうなものですが、大人の視点からでは意外と気がつかないもの。
そこで育児クイズパパ力検定では、一度、視点を変えること、つまり、四つん這いになったり、床を這ってみたりして、赤ちゃんの目線になり、家の中を移動してみることをすすめています。
赤ちゃんと遊ぶついででも結構です。ぜひ、一度やってみてください。見慣れた部屋が視点を変えるだけで、別の空間に感じられるかもしれません。
熱いものに限らず、
これが落ちてきたら怖いな
これは落ちたら割れて怪我をしてしまうかもしれないな
など、ご自宅の危険ポイントの発見にもつながります。
また、赤ちゃんの視点から部屋を見ることは、家庭内での事故予防だけではなく、
防災にもつながります!
「地震に強い部屋づくり」のポイントが書かれたこちらの本。
著者の辻直美さんが、国際災害レスキューナースとしてのご経験から被災地での様々な事例を紹介されています。
その中の一つに子育て家庭のみなさんにお伝えしたい内容がありました。
読んで思わず、目を瞑ってしまいました。
我が家は地震対策のために、低い家具を意識して置いているのですが、低い家具だからといって安心できるわけではない、むしろ小さな子どもにとっては危険であるということを学びました。
辻さんによれば、「大地震の時には、あらゆるものが凶器に変わる」そうです。(※具体的な対策については本に詳しく書かれています。)
このことをまず心に留めながら、小さなお子さんがいる家庭ではさらにもう一歩踏み込んで、子どもの視点で危険はないかというポイントにも注目していただけたらと思います。
赤ちゃんの視点から部屋を見渡すことで、落ちてきそうなものはないか、落ちたら割れてしまうものはないかなど、確認することは、普段の事故予防だけでなく、地震の対策にもつながります。
むすびに
育児クイズパパ力検定のユーザーさんから
という体験を共有していただき、noteおよびラジオでご紹介しました。この回では他にもユーザーさんからお寄せいただいたヒヤっとしたエピソードをご紹介しているので、よろしければ覗いてみてください。
この記事でご紹介した本について、個人のnoteで感想など書いておりますのより詳しく知りたい方はこちらからどうぞ↓
事故予防にも防災にもなる赤ちゃん目線でおうちツアー、ぜひ試してみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました。
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