あの日から12年経ちました。
あの日から12年経ちました。
2011年4月に入って、ネオンのない真っ暗な新宿駅から深夜バスで仙台に向かい、泥カキなどのボランティアをさせていいただきました。また、避難所を訪問させていただき、二度目の訪問の際は、医師の塾生の方を避難所におつなぎさせていただいたことを思い出します。
その後、ガンで入院されていた、毎年、一新塾でご講義いただいていた、せんだい・みやぎＮＰＯセンターの創設者の加藤哲夫さんのお見舞いに行きました。
私が「東北のために、一新塾として何ができるでしょうか？」との問いに、加藤さんは「仙台で一新塾をやることが何よりの社会貢献」とご返答いただきました。
そのお言葉に後押しされて翌年の2012年より、一新塾仙台地域科を開設しました。それから、毎年、数回、私は仙台に訪れています。
その後、仙台地域科には１３０名を超える塾生の方に集っていただき、社会起業や市民活動を立ち上げた方や、政治の道に飛び込んだ方など、たくさんいらっしゃいます。
また、全国の塾生の方で、震災ボランティアをきっかけに、
志に目覚め人生を転換した塾生も少なくありません。
被災された方々へのご冥福を心より願いますとともに、
志を生き始め、奮闘を続けていらっしゃる皆さまに心より敬意を表します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？