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2024年の最初の一新塾講義!熱海でリノベーションまちづくりで起業された一新塾OBの市来広一郎さん!

昨日は、2024年の第一回目の一新塾講義でした。
熱海市でリノベーションまちづくりに奮闘されている
一新塾OBの市来広一郎さんの現場に訪問させていただいての開催でした!
市来さんの奮闘は、昨年、カンブリア宮殿「観光地・熱海が奇跡の大復活!」でもご紹介いただきました。

市来広一郎さんは、ビジネスコンサルティング会社のサラリーマン時代、友人から「熱海って廃墟だね」の言葉がずっと引っかかっていたと語ります。熱海をテーマに何かできないか、との思いで、2006年に一新塾第18期に入塾。チームプロジェクトも立上げ、熱海のための活動をする中で、生まれ育った熱海のために会社を辞めてUターンの決断。
そして、2008年にatamistaを設立(2010年NPO法人化)。

熱海の魅力を満喫する体験交流型プログラム「熱海温泉玉手箱(オンたま)」をプロデュース、地域の人々と協働して、熱海の魅力を掘り起こし、人を元気にする活動に取り組まれました。

次なる挑戦は、シャッター街となっている熱海のまちなかを再生するため、2011年には株式会社machimoriを起業。熱海の中心市街地のリノベーションまちづくりに取り組まれています。

第一弾として2012年7月に「CAFE RoCA」をオープン、
第二弾として2015年夏には「Guesthouse MARUYA」を、
第三弾として2016年には、コワーキングスペース&シェアオフィス「naedoco」、
第四弾として2019年に「ホテル ロマンス座カド」。
第五弾として2022年に「Kiten slow & work stay」をオープン。

昨日の市来さんの「講義」では、何度も試練にぶつかりながらも、すべての機会を学びに変えて、ビジョンを語り続け、行動し続ける姿勢が一人また一人と志の奮起を伝播させていったことに心揺さぶられました。

「まち歩きワークショップ」では、3つのグループに分かれて、熱海の中心市街地を市来さんとお二人のスタッフ(お一人は一新塾OG)にガイドいただきました。そして、今回のお題である「渚エリア」の発展のための知恵を一緒に絞り合う機会を持たせていただきました。

参加された塾生の皆さんのご感想です。

●一歩一歩、地道に歩みを進めることで人と人が繋がっていった
●100年200年のスパンでビジョンを考える
●10年20年続けられるプレイヤーがまちづくりのキーマン
●10年続けられるテーマ特定の重要性
●やはり現場に足を運ぶことが大切
●「ならでは」を研ぎ澄ます
●エリアを絞って深く掘る
●常に現場から学び、淡々と困難に向き合う
●まちの人たちの内側からの変化を生む
●小さな行動がまち全体を変えていく

今年の色紙のメッセージは
「“やる”と決めて ビジョンを掲げる」
この十数年の市来さんの挑戦の積み上げの歴史に裏打ちされたものであること、その重みも実感させていただきました。

★新時代を拓く一新塾


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