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ビジネスにおける信頼・共感・協業の概念を西洋やアジアと違う視点から眺めてみると

山口周さんとの対談本で知った、小川さやかさん。日本のようにある程度未来の予定が立ち成果主義的な資本主義ではない国の話が面白くて本を購入。

未来のために、と嫌なことを我慢したりする日々と、未来はわからないから今日がよければいいよね、という考え方。自分の貯金はたくさんあるが心を許せる人が少ない生活と、お金は天下の回りものとして円よりも縁を中心にまわる生活。その対比を見ながら、自分の価値感と対話する。

アフリカの事例は遠くの世界のことに思えて、もしかしたら自分の親の世代までの日本の社会だって似たようなものだったのかな、と思える瞬間が多々ありました。

あまりにも面白かったので、そのままもう一冊の↓も読みました。最新著書となる香港のアングラスポットに潜入滞在して、アフリカ人コミュニティのことを書き綴った内容。こちらも面白いです。

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「その日暮らし」の人類学 もうひとつの資本主義経済(小川さやか、2021年、光文社新書)

【本日の朝食】

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南瓜と豆乳のスープ、サラダ、干し柿・苺・クルミ・ヨーグルトのトーストにて。


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