小川さやか

第51回「大宅壮一ノンフィクション賞」発表&選評

〈受賞作〉

小川さやか『チョンキンマンションのボスは知っている アングラ経済の人類学』 (春秋社刊)

正賞 100万円 副賞 日本航空提供の国際線往復航空券
公益財団法人 日本文学振興会

選考経過

第51回大宅壮一ノンフィクション賞選考委員会を、6月11日午後3時から文藝春秋ビルで開きました。梯久美子、後藤正治、佐藤優、出口治明、森健の5選考委員(50音順)が出席し、2時間に及ぶ討議を行い

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【保存用スライド】6/30開催|Beyond the Biz ビジネスを越境せよ #5「Business × 文化人類学(そして哲学、再び)」

6月30日(火)に開催しましたオンラインイベント Beyond the Biz ビジネスを越境せよ # 5「Business × 文化人類学(そして哲学、再び)」のイベントスライド(PDF版)をフリーダウンロードで公開します。

“知の探索”の振り返りに是非ご活用ください。

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フリーダウンロードURL

<スピーカー>
小川 さや

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最近読んで面白かった本

お部屋の模様替えに伴い、本棚の整理を始めたものの「あーこれ面白かったよなぁ」と作業を中断して読んでしまうので整理が進みません。

そんなSETAが、最近、読んで面白かった本をいくつか紹介しようと思います。

わたしの独断と偏見で選んでおりますので、失敗しても怒らない心の広い方は、ぜひ参考にしてください。笑

まず、第4位! #祝祭と予感 #恩田陸

この本は、大ベストセラー「蜜蜂と遠雷」のスピンオ

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誰も信用できないけど、上手くいく経済圏( チョンキンマンションのボスは知っている: アングラ経済の人類学)

Facebookのフィードを眺めていると、「この本めっちゃ面白かった!」と友人が熱く熱く語っていたので、気になって読み始めたのがきっかけ

あと、「信頼できない人との間での経済圏」というところにも興味があった。「えー、そもそも信頼が成り立ってないと価値の交換って難しいんじゃないの?それってどうゆうこと?」という率直な疑問からスタートした。

この本の構成

舞台は香港にあるチョンキンマンション。主

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『チョンキンマンションのボスは知っている: アングラ経済の人類学』(小川さやか)【読書ログ#166】

『チョンキンマンションのボスは知っている: アングラ経済の人類学』(小川さやか)

著者は東アフリカのタンザニアで、マチンガと呼ばれる零細商人たちの商慣行や商実践について研究していた人類学者。実際にタンザニアにも渡航し、スワヒリ語も話せる(アジア人がスワヒリ語を話すのはとても珍しい事なんですって)。

そんな著者が、研究のために滞在した香港で、フィールドワークの対象として目を付けたのが、香港の目抜

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ALL REVIEWS 書評 with 紀伊國屋じんぶん大賞2020 人文書ベスト30

タイトルに興味がひかれるけど、中身が分からず、ほとんどが単行本で刊行されるため、小説よりも比較的高価で手に取りにくい人文書。これこそ書評の出番です。
ALL REVIEWS サイトから、一般読者も投票に参加できる「紀伊國屋じんぶん大賞」のベスト30に選出された本の書評を集めました。(※タイトル前の順位は、じんぶん大賞ベスト30の順位です。)

■1位『居るのはつらいよ――ケアとセラピーについての覚

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読書感想文「チョンキンマンションのボスは知っている: アングラ経済の人類学」小川 さやか (著)

2019年,最もホットな一冊だ。抜群に面白い本なのだが,何が面白いのか。愛すべきキャラクターの主人公・カラマが面白いのか。カラマ大好きの著者である突撃姉さん・小川さやかが面白いのか,シェアリング経済と人が次々と入れ替わりながらも維持される香港のタンザニア・コミニュティとICTテクノロジーの関わりが面白いのか,いや,どれも面白いのだが,本当に面白いのは,こうした香港のウラ社会・ダークサイドを研究する

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結局、「教養」はどう役に立つのか。 〈ハフポストイベント「ニュースが速すぎる時代に、じっくり考える「視点」を手に入れる。」をファシって考えたこと〉

タイトル長いですね笑 イベントのタイトルが長かったんだからしょうがない。本イベントのテーマであった「#よそ者から学ぶ」と以下表記します。僕は会全体の立て付けのアドバイザーと、当日のファシリテーションを担当しました。詳細な顛末は以下の小波さんのnoteがとても分かりやすいのでそちらに譲って、僕はこの会で投げかけたかった「教養って結局、どう意味があるのか」という問いに対して、自分なりに暫定アンサーを書

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〈グラレコ〉ニュースが速すぎる時代に、じっくり考える「視点」を手に入れる。大人と学生30人が夜にお酒を飲みながら…。イベントでグラレコしてきた。

どんどん流れて消費されていくニュースに、違った視点を投げかけるイベント。ハフポスト主催のニュースが速すぎる時代に、じっくり考える「視点」を手に入れる。大人と学生30人が夜にお酒を飲みながら…。というイベント。「#よそ者から学ぶ」をテーマに、ある地域に外部から異なる視点を持ち込んだお二人の話。おひとりはローカルアクティビスト小松理虔さん、もう一人は文化人類学の小川さやかさん。お二人のこれまでの取り組

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