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僕がJリーグ通訳を辞める理由。

山崎 野獣 壱成。

Jリーグ通訳の仕事やめました!!!

この場で感謝と辞める理由について書かせて下さい。

Jリーグで英語通訳として働いた約3年間、本当に素晴らしい時間でした。

リーグ1位のサンフレッチェ広島で働き、アジアチャンピオンズリーグでは記者会見通訳をさせていただいたり、アビスパ福岡では5年ぶりのJ1昇格に貢献させていただいたこと。もう大好きです。

間違いなく僕の人生で最高の時間の1つです。

3年間で100万回は笑顔になったと思うし50万回は叫んだし5万回は涙流したような気がします。

みなさん。本当にありがとうございました。

高校卒業後、東京の大学に行きました。そして大学2年生の時にニューヨークへ1年間の留学へいくこと決断し、その帰国後の大学3年になったばかりの時に当時リーグ1位に位置していたサンフレッチェ広島から英語通訳としてオファーをいただきました。

その時は驚きと嬉しさで興奮したのを今でも覚えています。ただ、そのオファーの電話で詳細について聞いている間に、「英語とは無縁だった僕がたった1年間留学しただけで通訳なんてできるのか」って不安に襲われたのも正直なところです。

ただ、昔僕自身がサンフレッチェのアカデミーでプレーさせてもらっていたこともあり何か恩返しをしたいとずっと思っていたのでそのための機会としては絶好のチャンスだと考え、すぐに大学を辞めてその週に広島に帰りました。

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そこから全身全霊をかけて働きました。試行錯誤をしながら自分にできることを精一杯やってきました。

ずっと意識していたのは「通訳としてお金をもらってるんじゃなくて山崎壱成という存在にお金をもらっている」ということ。

だから自分にできることは全部やってきました。チームのためにゴールを決めることは出来ないけど声を出してみんなを少しでも元気付けて1%でも勝てる確率を上げたい。それが全てでした。

いろんな仕事のポジションのスタッフを手伝わさせてもらうことでスタッフ一人一人がプロなのでその人たちから学ばさせてもらえることが本当に多かったです。仕事だけでなくそれに対する姿勢や思いなどもです。選手たちからも多くのことを学ばさせてもらいました。

2020年シーズンにはアビスパ福岡で全試合でベンチに入り仕事をさせてもらいました。僕が通訳する選手がメンバー外の試合もベンチにいてくれと言われ英語通訳が必要のない試合でもベンチに入れてもらいました。

通訳以上の存在として評価していただけたのだと本当に嬉しかったです。

僕自身が21歳でこの仕事を始めたのもあり、この業界では圧倒的に若いです。結局同い年の通訳には会えませんでした。スタッフは僕の2倍は人生を生きている方ばかり。選手たちも先輩ばかりという環境。

こんなにもプレッシャーのかかる環境でこんなにも学びのある環境で働くことが出来たのは一生の宝です。

書ききれないほど大変なことはいっぱいありました。でもそれ以上に充実した時間でした。

仕事をやめる1年前に、僕はリーグのオフシーズンでフィリピンにいました。現地で貧困地域の子どもたちを支援するボランティアをしたり英語指導について学んだりしていてその時点でもう通訳の仕事は辞めようって思ってました。

ただ、そこでエミル(僕が通訳していた選手)が来年は福岡に移籍してチャレンジするから一緒にきて欲しいと電話で言われ、「あと1年でこの仕事を辞める。だから絶対に福岡をJ1昇格させるために全力を尽くそう。」といってエミルと一緒に福岡にきました。大きな決断でした。

そしてエミルはほとんとの試合に出てリーグ1のアシスト王になり、チームも厳しいスケジュールを戦い抜いてJ1昇格。もう本当に素晴らしい決断だったなと。僕自身もリーグ1位のアシスト王のアシストを出来たと思うと全ての努力が報われたなぁと思います。

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僕が辞めることをチームに伝えると涙を流して感謝を伝えてくれた方達もいました。本当に素晴らしいクラブで働くことが出来ました。

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そして今は、この大好きすぎる仕事を辞めました。この選択もそうですが、僕が常に何か大きな選択をするときの基準は "より大きなチャレンジの方を選ぶ"、そして "よりワクワクする方を選ぶ" です

そして英語学習者向けのサービス(英語コーチング)をスタートさせます。

サービス名は IssEnglish(イッセングリッシュ)です。

ビジョンは、
"英語を学ぶ過程で創り出されるもう1つの個性を愛して人生をアップデートする"
英語コミュニケーション力を60日間で効率的に圧倒的に伸ばす。そして継続させる力、なんとかする力を身につけてもらい、学びを楽しむことでこのサービスを受けてくれる人たちが人生をアップデートするためのサポートをできるようにするものです。

何を、どれだけ、どうやってやるといいのか。そしてそれを効率的にやり楽しくするためにはどうしたらいいのか。もうそれに悩み英語で挫折してきた人を助けます。

楽観的に人生を生きることができる人を英語を学ぶサポートをしながら増やしたい。

ほんまにワクワクしてます。僕自身が英語を学ぶ時にイッセングリッシュ受けたかった。笑

このサービスのメソッドで今までサポートしてきた人たちが英語力を伸ばしながら人生をさらに楽しんでいくことが出来ているのをみているともうほんまに幸せです。

通訳の仕事をしながら英語を教えてきた人は選手たち含めて多くいますが、これからはそれに全部の時間、全部のエネルギーを使っていきます。

その60日間のサポートだけではなく、期間を終了した後も学習が継続できるような学び方を提供します。

綺麗なものを見て、「綺麗だな」って日本語で言うのと、英語で
『 Wow, It's so beautiful.』って言うのでは感じ方が違うと思います。

僕にとって英語はとてもエネルギーの感じられるものなので、元気を出したい時や勇気が欲しい時には英語で思考して英語で自分に話すようにしています。

その一方で少し落ち着きたい時や冷静な判断をしたい時には日本語で思考して口に出すようにして自分をコントロールしています。

そして今はスペイン語も学習中でもうその魅力にどハマりしています。25歳までに4ヶ国語でコミュニケーションを取れるようになるのが今の目標です。

言語を習得するコツを理解したのでそのやり方を他の言語にも使うだけです。絶対に達成します。

このサービスを通じて多くの人が学ぶことが楽しいと思ってもらえるような感覚を身に付けてもらい、それと同時にこのサービスで英語力を圧倒的に向上させることができれば、

それと同じ容量で他のものにも応用していただくことでその人たちの人生がさらに良いものになっていくようサポートします。

IssEnglishに、そしてそのサービスを受ける皆さんの人生がアップデートされていくことに期待しててください!!

ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!!

Be optimistic.

山崎壱成

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