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青森ひとり旅

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2019年9月1日~3日 青森を鈍行列車とバスを使ってひとり旅した記録。
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#津軽鉄道

【青森ひとり旅】2日目:太宰治ゆかりの地①

【青森ひとり旅】2日目:太宰治ゆかりの地①

千畳敷駅を発ち、キハ40系に揺られながら五所川原駅へ。
津軽鉄道線に乗り換え、津軽五所川原駅から金木(かなぎ)駅へ向かいます。

なぜ五能線よりもさらにローカルな路線・津軽鉄道線へと乗り換えてまで金木へ行くのか。

答えは簡単。
本タイトルにもあるように太宰治出生の地だからです。

太宰治 (1909―1948)
本名・津島修治。
青森県 北津軽郡 金木村に新興地主で裕福な家の六男として生まれる。

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【青森ひとり旅】2日目:太宰治ゆかりの地②

【青森ひとり旅】2日目:太宰治ゆかりの地②

前回の続きから。
金木駅から5分ほど歩き、「太宰治疎開の家」へ。

太宰治疎開の家 (旧津島家新座敷)
元々長兄・文治の結婚を機に生家の離れとして建てられた場所で、旧津島家新座敷とも呼ばれる。

太宰は戦時中東京で暮らしていたが、東京大空襲を期に妻の美知子の実家のある甲府へ疎開、続けてその甲府も空襲を受けたため、津軽へ再び疎開した。
そのとき暮らしていたのがこの座敷で、再度東京へ出るまでの1年4ヶ

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