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七日目のカンボジア

まずはカンボジアの話から

カンボジアについてから1週間

毎日いろんな初めましてを経験している。

ご飯、風景、道、トゥクトゥクのドライバー、天気や気温、虫、言語

挙げたらキリがないし、新しい環境というのは少し疲れる。
その土地の文化を十分に知らないし、言語も社会的ルールも全然わからない
感覚としての良し悪しもわからない。

そんな中、私は美味しいものだけを食べて、信用できる水しか飲んでいないのに胃が痛くなった。笑

ご飯が美味しい

日本人受けのいい味してるよね
と在住日本人の方々やYouTubeでも言っていた。
本当に美味しい。

メニューはシンプルで炒め物は
豚、牛、鳥 または海老 + 野菜 & 卵 + ご飯
オーソドックスに行くとこんな感じだろうか。
チャーハンや焼きそばとか
たまにハンバーガーやスパゲッティ、ラーメンもある

※まだ1週間の知識なので勘弁

そして、フルーツ好きなのでスムージーやソーダがあるのは高得点
ビールは日本のようにお店で出しているからと高くしないで
安くお店で飲める 最高

地元の景色や匂いと似ている

気候的な特徴や詳しいことはわからないけど
空港に着いた瞬間のもわっとした空気と暑さ、山形の夏に似ていた。

夜、雨が降ると近くの水辺でカエルが鳴いているんだけど
私の家の近くは田んぼだったため、カエルや虫に囲まれていて
外からする音が似ている。

そんな感じでもしかしたら今住んでいる場所は東京よりも
地元に似ていて安心感をもたらしているのかもしれない笑

これから何をするのかはこれから決める

今お世話になっている KUMAE という団体
キーワードは『挑戦』『選択肢』かなと思う。

ゴミ山で働いている人々が多く暮らす村で
選択肢を増やすために様々な事業を行っている。

この話は私がもっと活動を知ってから紹介したい。

私はここで
インターン生のような立場でシェアハウスを借り、
カンボジアのシェムリアップを拠点に活動をしていく。

これから何をするかはこれから決める

というのは、現場を見て決めるという大切さを代表の拓弥さんを始め活動メンバーに言われてきたことである。
理想と現実のギャップに苦しみ、自分が何をしたいのかわからなくなってしまうケースが多いらしくそのようなアドバイスをもらった。

カンボジアに来てから1週間、
時間をもらって色々見て聞いて書いて考えた。

理想と現実のギャップに苦しむという話

自由にやりたいことをやっていいよという環境
こんな環境今までにあっただろうか

人は1日に最大で35,000回決断していると言われている

一方で、
将来何がしたいの?
という、この類の質問に真っ直ぐ答えられる人って
世の中にどれくらいいるのだろうか

取捨選択できるほど経験をしていないのに私たちは
大学卒業後はお金を稼いで家族を養っていかなければならないということだけでなく、同時に自分の生きがいややりがいにつながるような仕事を見つけなくちゃいけない

めっちゃ大変でしょ。それ。

そりゃあ、なんとなく自分がやりたいなーって思ってても
想像と違って苦しかったら逃げたいし、
壁となる課題を乗り越える経験が少なかったらどうすることもできない

結果挫折する

のも当たり前だなってカンボジアに来てから気づきました。

結果論で語れば簡単だけど結構悩んでいる

先輩や大人の人たちにまだ決まっていないと話すと
「そうだよね〜大学生なんて遊んでばっかりだったからわかんないな」
と口を揃えていう(もちろん違う回答をする人もいるが)

私は白山調査隊として地域に関わってきたり、サークルでもイベントをやったりしていたので大人たちは、「大学生なのにすごい。行動的だね。自分の大学時代と大違いだ。」などと言ってくる。
もちろんありがたいし、自信も付く。けどそういうことじゃない。

今仕事をしている大人(社会人)は
成功していたり、ある程度収入がある状態なので
大学生の私から見れば結果という立ち位置にいる

結果論として自分たちが安定しているので若者の葛藤時代を甘くみている
本当に辛いんだから!!!!(言い過ぎ)
そんな時代も大人たちはあったんだろうけど、
将来について聞かれるのは結構困る。

多くの学生がそうだと思う。

人生ハードモードだなと感じている人と
人生イージーモードだなと考えている人で議論したいくらい

私もその一人だから、同じ悩みを抱える全ての若者たちに捧げたい(は)

私が文字で書き続ける理由

成功体験と失敗体験を綴っただけの記事はありふれているから興味ない

最近は過程が重視され、個人にファンがつき、応援される時代になった。
いろんな人のいろんな人生を知ることができて面白い。

一方まだ成功体験や失敗体験を綴っただけの記事が多いのも確かだ。

留学体験記とか特にそうで、
「言語の壁に打ち当たり挫折、ホームシックになったが、このままじゃいけないと思い自らコミュニケーションをとりに行ったら友達もでき、遊びにまで一緒に行く仲に。あの時帰国を迷ったが諦めなくてよかった」
みたいなこういうやつ。もう聞きたくない笑

そんなことが書いてある記事は最初の文で読むのやめるし、記事を載せたいだけの大学機関のそういうサイトも嫌い。

ありふれたストーリーはつまらないし、予測できる未来は望んでない。

だから気づきのある日記を私は残していこうと思う。

ちょっと社会に反発してる感じを忘れたくない

形式化されている社会に対して美しさを感じつつも虫を見ているみたいで吐き気がする瞬間がある。

東京にいる時、
通勤通学ラッシュ・帰宅ラッシュで駅から人間が会社や学校に向かう姿
電車に収容人数以上の人間がぎゅうぎゅうになっている様子
を見て技術ってすごいな。システム化・効率化ってすごいな。
って思うけど同じ時間同じように行動をしているのに対して
気持ち悪さを覚えた。

こんなのの一部になりたくないなーという感じ。

時間が経った後で見ると最高に面白い

感情はその時に高まったもので
経験値も含めてその時にしか感じられないものがある。

だから思い出そうとしても難しい場面ってたくさんあるけど

文字で残して、しかもあらゆる周りの状況や思考を残しておくことで
思い出せるんじゃないかなと思っている。

毎日描く日記はあまり向いていないし、一度書き始めると色々書きたいことが出てくるので終わらなくなる。

見返すために書きます。

あとがき

いつもまとまりのない分と話題で自分も大混乱だけど
それはそれでいいのかなと正当化しておく。

この記事は自分のためでもあり、もしかしたら誰かのために
なったらいいなという少しの希望を添えて

ではまた。

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