【面接の質問を一部公開】SmartHR「デジタルマーケティング」は一緒に働く人を探しています。
こんにちは!SmartHRのいそ(isosho46)です。
前回のnoteが、noteさんの公式Twitterに取り上げていただいたり、NewsPicksさんに転載されたりと多くの方の目に触れる機会をいただきました! 嬉しくありつつも、身が引き締まる思いの方が強いかもしれません……。
このnoteを書いたきっかけは、ズバリ「採用に困っているから」でした😇
急速な組織拡大・市場環境の変化といった影響から、自分が担当するデジタルマーケティング領域(以下、社内通称「デジマ」)では人員が不足しています。
人事と一緒に採用活動を積極的に進めているものの、デジマポジションは長らく難航中。「そもそもどんなポジションなの?」「どんな人物像を求めているの?」この辺りがわかりにくいのかもしれないと思い、SmartHRのデジマ組織のことを今回はお伝えさせてください。
2022年7月現在の「デジタルマーケティング」組織
SmartHRの「デジタルマーケティング」の役割
デジマ組織の課題を説明するにあたり、まずはじめにSmartHRのマーケティング組織全体のなかでのデジマの役割を整理します。
全体観の詳細はVPの岡本さん(@takaokamoto1)がそのうち書いてくれることを期待して…(笑)、2022年7月現在のSmartHRのマーケティング組織は、12個の専門ユニットに分化した体制になっています。
各チームの役割をざっくり整理すると、次のような図になります。
デジマが担う領域は、リードジェネレーション(新規の見込み顧客情報の獲得/リードジェン)をデジタルの手法で実践することです。
「デジタルマーケティング」といっても、会社や人によって捉え方が異なると思うので、SmartHRのデジタルマーケティングについて認識合わせをしたいと思います。
SmartHRの「デジタルマーケティング」がやっていること
SmartHRのデジマは、リードジェンを目標に次の4つの業務を中心に活動しています。
①サービスサイト(smarthr.jp)の運営
SmartHRから発信する情報の最適化と、コンバージョン数最大化に向けた改善活動をしています。 ※コーポレートサイト(smarthr.co.jp)は別のチームが対応しています。
②広告運用
Google、Yahoo!、Facebookなどのリスティング広告・ディスプレイ広告を用いて、認知獲得やリードジェンを実践しています。
③外部メディアへ出稿
ビジネスメディアや人事向け専門メディアに出稿し、リードジェンを狙ったさまざまな施策を行っています。
④コンテンツ制作
①〜③でのリードジェン施策に必要なホワイトペーパーや動画などのコンテンツを制作しています。作成したコンテンツは、ナーチャリング施策や営業活動にも活用されています。
以上4つの業務を担当ごとに割り振っており、③についてのみメディアごとに担当を決めて横断的に対応しています。これらに加えて、マネジメント担当であるマネージャーとチーフ、業務全般のサポートを担当するアシスタントでチームが構成されています。
(その他、必要に応じてグループを横断してのプロジェクト推進や、数字達成に向けた改善活動などをメンバーそれぞれが進めています。)
4つの業務に対して、2022年7月現在のチーム体制、そして今後の採用目標としている体制は以下の図です。現在の採用活動で求めている人物としては、赤色の「サービスサイト運用」または「コンテンツ制作」に軸足を置いてリードジェンの活動ができる方(2名)です。
【備考】デジマが対応していないこと
ウェビナーやオンライン展示会は、SmartHRではイベントマーケティングと分類し「イベントマーケティング」が担当。
ハウスリードに向けたメールマーケティングは「リードナーチャリング」と「ナーチャリングエクスパンション」が担当。
オウンドメディア「SmartHR Mag.」「SmartHR ガイド」の運営は「コンテンツマーケティング」が担当。
SNSでの発信・エンゲージメント強化は「広報・PR」が担当。
デジタルマーケティング組織は「人員不足」です
ここからようやく本題です!
冒頭でお伝えした通り、デジマは人員不足で困っている状況ですが、この背景を募集要項としている「募集背景」とあわせてお伝えします。
もう少し詳細を書くと、次のような課題が出てきました。
SmartHRのサービス領域が「労務」から「人材マネジメント」にも拡大したことで、顧客へのコミュニケーションの幅も広がり、デジマ施策もあわせて強化・拡充していく必要がある
市場の拡大やキャズムの変化があるなかでも組織の成長を続けるために、専門性の高いPDCAサイクルが回せる体制づくりをしたい
上記にともなって既存業務に加えて新しい取り組みが求められるため、1人あたりのリソース負担が大きくならないよう業務分担を最適化したい
これらの難題に取り組むために「サービスサイト運用」と「コンテンツ制作」で人員の増強が必要となりました。
■サービスサイト運用で困っていること
SmartHRの進化にあわせてサービスサイトをアップデートし続けながら、お客さまに適切な情報を届けられる設計を行いリードジェンに繋げていきます。グループを超えて多くの方を巻き込み、適切な情報設計・サイト構築・制作ディレクションを進めていますが、タスク量が膨大であるために人員が必要な状況です。
■コンテンツ制作で困っていること
リード獲得や商談化に貢献するコンテンツを、量と質を保ちながら作り続けていきます。1人で担当するには限界がきており、意識変容やサービスへの関心度を高められる質の高いコンテンツを増強するために、人員が必要な状況です。
(コンテンツ制作に関する課題と具体策は、冒頭のnoteもあわせてご参照ください。)
※「広告運用」は現状人員が充足しています。
こんな人と一緒に働きたい!
では、実際どんな方を探しているのか。もしご応募いただける場合にはご一読いただけると嬉しいです。
求める人物像は?
改めてデジマのミッションから整理します。こちらも募集要項から抜粋。
あくまでもデジマの活動ミッションは「リードジェン(新規リード獲得)」です。つまり、数字へのコミットが前提です。
これまでのご経験のなかでも数字達成に向けたマーケティング活動をしていて、そのなかでサイト運用、またはコンテンツ制作の経験がある方だとマッチ度が高いです。また、「方法論に制限されず」と記載のある通り、組織の課題から新しい施策を生み出せる方を歓迎しています。
【面接の質問を一部公開】こんなお話をお聞かせください
実際に1次面接でお伺いすることが多い質問を、ここでいくつかご紹介したいと思います。お話を伺いながら、SmartHRのデジマポジションが応募者さまの希望にあうか、経験・スキルがデジマポジションにあっているかを確認させてください。
具体的には次のポイントを聞きたいと思っています。
応募者さまが今後実現したいキャリアをSmartHRで叶えられるか
定量目標に向けたロジカルな思考・仮説検証・施策実行の経験があるか
サイト制作またはコンテンツ制作で成果を残した経験があるか
自律駆動(SmartHRのバリューの1つ)で業務推進をした経験があるか
問題解決に向けて適切な人を巻き込んで対応策を推進した経験があるか
面接に臨まれる前の情報整理にぜひ活かしてみてください!
おわりに
「採用選考」というと面接官が選ぶ立場のように思われるかもしれませんが、面接はあくまでもお互い一緒に働くイメージが湧くかをすり合わせる場だと考えています。noteを読んで、デジマポジションの業務が今後チャレンジしたいことか、これまでの経験を活かせるかなどを振り返っていただければと思います。1時間という短い時間で、自分らしくお話いただけることを楽しみにしています!
選考の前に、ポジションのイメージは湧きましたでしょうか? 本記事が少しでも役に立てば幸いです。
もし「最初は興味なかったけど、noteを読んで興味を持った!」という方がいましたらSmartHRの採用ページからご応募いただけると嬉しいです。
他にも、ここでは書いてない赤裸々な面もカジュアルにお話できるので、興味を持ってくれたらTwitterからDMいただければと思います!
ご応募・ご連絡をお待ちしております😊
(2024/05/24:以下、採用ページのリンクURLを変更しました)
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