シンガポールに行ったっ記20220619-22
シンガポールに行ってきた。
すぐに記事を出す予定だったのに遅れてしまった…
忘れないように書くためなのに!がんばって思い出すぞ。
生まれて初めてのシンガポール、海外旅行、海外出張、飛行機。
初めて尽くしで刺激的だった。
会社の出張に近い形(視察のような)で、海外慣れしている上司2人といったので、特に詰みイベントは発生しなかった。本当にありがとうございました…!
19日-初日 深夜にシンガポール到着
19日の昼に成田空港からシンガポールのチャンギ空港へ。乗り継ぎなしで一本!
その前にスシローで寿司をたらふく食べて、お腹に日本を閉じ込めていった。
この年になって初めての飛行機は、はしゃぎ倒しはできなくて、もう逆に怖かった。
ちょうど飛行機の翼のところから覗けたのでサイズ感がわかりやすくて、飛行場から飛び立ってぐんぐんと建物が小さくなっていくのを眺めていたら、あまりに小さすぎて、こんなにスケールの大きなことを人間ができるんだなと実感してなんだか泣きそうになった。人間すごすぎ。
あと、翼が飛んでるときも常時バウンバウン揺れていてずっとこわかった。軽量化してるんだろうけど、これだけの人数と機体を上げる揚力を得ている翼が、こんなに揺れるのかとずっと眺めていた。
寝たり本読んだり動画みたりしてたらすぐシンガポール。空港が近づいてから着陸のための「ぐっ」っと機体を傾ける時は、全身で傾きを感じられてよかった。今空中で傾いているという実感。いわゆるタマヒュンの一歩手前の状態をすごい力でかけられ続けていて面白い状態だった。「これが飛行機の醍醐味か」と思った。
その日は空港でビリヤニ(スパイスの効いたチャーハンみたいなの)を食べて即タクシーでホテルへ。
12時まわったくらいでやっとホテルに着いてから、SIMカードや飲み物を買いにコンビニへ。
見知ったものがあるとやっぱり安心してしまう。
飲み物も日本のパッケージそのままのセブンブランドのお茶なんかがあった。
SIMカードをスマホに入れて寝た。
ただ、ホテルの部屋がうちの社長が3人なのに2部屋しかとってなかった&ホテルの手違いでツインではなくダブルの部屋だったので、男二人で同じベットでねるという謎CGイベントが発生。
男二人、何も起きないはずもなく…
とはいかなかったのでよかった。真ん中にでかいまくらを敷くことで防衛線を敷くという戦略をとりました。高IQ。
防衛線を敷く前は無意識に足を広げてしまって、おじさん同士の生足が触れ合うといういらないイベントが発生しましたが、双方被害は最小限に食い止められました。
20日-2日目 お仕事。マリーナベイサンズ。
発展はなく、二人で目を覚まし、上司が洗濯したいといっていたので、コインランドリー&朝食目当てで二人でプラプラと散歩。じめじめはしているけれどそこまで暑すぎず、よい感じ(あとで聞いたら、ちょうど行った時期が一番ちょうどいい気温で、あと1週間ずれてたら暑すぎてみんな外に出ないようになるとのこと。)
適当に歩いて目についた屋台村みたいなところ(ホーカー)にいってみました。
シンガポールは、行政が大きな団地を用意して、そこに設備として屋台村(ホーカー)を設置しているとのこと。シンガポールの人はほとんど自炊せず、安くお腹いっぱい食べられる屋台に通い詰めらしい。円安の今でも、300~500円でお腹いっぱいになれるので本当に安い。でも日本もそのくらいで外食できなくはないので、日本自体がめちゃくちゃ安くなってるんだなあと実感。
醤油で炒めた米に、醤油ソースのかかった鳥の照り焼き、醤油の煮卵、醤油のスープ。醤油そのものではなくて、Soya sauceという醤油ベースの甘いソースです。醤油尽くしすぎて笑ってしまったけど、意外とそこまでしょっぱすぎずに美味しかった。パクチーがいい清涼剤になっている。パクチーって意味あったんだなあ。うまい。
その後、上司がこれを飲んでいた。
日本にもあるミロココア、シンガポールだととってもメジャーな飲み物らしい!ダイナソーは、粉が飽和するまでドカドカに爆盛りした飲み物の冠詞とのこと。今回ホストとして色々案内してくれた提携企業の社長さん(Victor)は毎朝飲んでいる、と言っていた。
それから、会社にお邪魔してミーティング。初日でいきなり難解な英語を数時間浴びせられ続けて全然歯が立たなかった…この日はめちゃくちゃ悔しかった…英語勉強しようと心から思いました。がんばります。
お昼には会社近くのホーカーで中華を食べに。
Victorのお気に入りの中華屋さん。
この時点で、シンガポールの飯は外れがないのではないかと確信していく。実際全部おいしかった。
終わった後は、電車に乗っておすすめのシンガポール最大のホーカーへ。
GoogleMapで1万6千件の投稿があって星4.2。強すぎ。
マリーナベイサンズの近くだったので、そのままマリーナベイサンズへ。
上の写真の手前で揺れているホタルみたいな光はアート作品。マリーナベイサンズの周りには無数のアート作品が展示されていて、観光地強者であることをビシビシと感じさせられる街づくりをしていた。
他にもたくさん。
光を使ったアートがほとんど。乗り物みたいな体験型アトラクションもあった。
ただ、毎晩やっているというショーは場所が悪くてみることができず。
21日-3日目 セントーサ島&初カジノ&マリーナベイサンズリベンジ!
朝にVictorが車で迎えに来てくれて、また別のおすすめホーカーへ。
その後、会社に戻る途中で音まで響くスコールが。
ただ「このくらいじゃ今日の天気は晴れと言うよ」とのこと。雨季でスコールは当たり前らしい。
その後は実際にすぐに止んでくもりくらいになってました。くもりじゃねえか!でも晴れ。
おじいちゃんおばあちゃんが自分で飼っている鳥をここにぶら下げて、町のBGMにするらしい。素敵だ。
ただ今は誰もやっていないとのこと。鳥を飼うのは今も一般的らしい。
その後は、会社用のビデオを撮るためにザ・観光地、セントーサ島へ!
とはいっても、特にアクティビティはせず、ほぼ素通りのような島めぐりでした。気分はとてもよかったのでよし!
そして少しの間自由時間。適当に散歩でもしてこようかなと思っていると、Victorから「カジノにいくといい」とアドバイス。
パチンコすら今までやったことがない人間がいきなりそんなところに行って大丈夫なのか…とびくびくしながらいってみると、めちゃくちゃきれいな場所でした。シンガポールのカジノは政府公認らしく、とても整備されていてすごいおしゃれ空間でした。
100ドル(1万円くらい)だけ使おうと決めていきました。
最初はルールが簡単そうなルーレットをやってみるも、あっという間にすっからかん。80ドルを30分で溶かしました。
爆勝ちしてコインタワーを撫でまわしている横の人をしり目にすごすごと退散。
最後にちょっとだけと、残り20ドル(2千円くらい)を横にあったスロットに入れてみました。
うわー
うわーーー
うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
爆音が鳴り続けて気づいたら爆勝ちしてました。
当たり続けてる間ずっと怖かった…
20ドル(2千円)→300ドル(3万円)の15倍勝ち!
とはいっても額の小さいスロットだったのでそこまで利益が出たわけではないのと、その後すぐに150ドルくらい溶かして帰ってきました…儲け的には8千円くらい。いいお土産代になりました。
溶かすときは本当に簡単に溶けるので、自分はギャンブルには向いていないな、と思います。
減ったり増えたりしてる間にずっと増える希望をちらつかせられるのでのめりこんでしまう…よくできている…
夜は、向こうの会社の皆さんとおすすめのお店へ。海鮮を食べよう!とのこと。
どれもおいしかった!本当にシンガポールはご飯にはずれがない!ガイドしてくれた社長さんのおすすめが最高なのもあるだろうけど。
このご飯の席では、他の社員の人がゆっくりした英語&スマホのGoogle翻訳で話しかけてくれて、ほとんど理解できた。
特にモンスターハンターが好きだというゲーマーの社員さんとはモンハンの話がなぜかすべて通じた。我ながらあまりに簡単でわらう。
オタク言語は世界を超えるのかもしれない。
「ああいう成功体験が言語学習に一番効く」と社長があとで教えてくれた。
それから、酒抜きも兼ねてマリーナベイサンズリベンジ!
記念撮影しようと近づいたら、甲高い声のおじいちゃんがずっと「ここはも宇閉店だよ、俺みたいな許可証を持っていないと入れないよ。これを見ろ!これを持っていないとだめだぞ!」みたいに同じことをずっとまくしたててきて怖くて笑った。
案内してくれたVictorは、「わかった、サムスンのスマホを買うよ」と言ってやり過ごした後に、「あれはやべえ」と笑っていた。
その後、ホテルの近くのビールバーに行ってビールを一杯飲んだ。
このビールが酸っぱすぎてびっくりした。黒板にチョークで書かれたビールの種類を選ぶときに、「ストロベリー」とみえたので、面白そうだなと思って頼んでみたら「めちゃくちゃすっぱいぞ、ホントにこれでいいのか?」と何度も聞かれたけど、忠告以上に酸っぱかった。でもおいしかったのでよし。今でも思い出せるくらいすっぱい。
中国系の人はサーモンを食べまくるんだ、とのこと。
最終日-22日 お土産探しの散策日
最終日は午後に出社することになったので、朝からお土産を探して一人で散策をしてみることに。なんとなく英語も慣れてきたので楽しくプラプラしていた。
多分どこにでもおねだり上手な猫はいるんだろうな、と思う。
すりよってきて、足元でコロコロされて撫でを要求された。とてもかわいい。幸先の良い朝だった。
それから地元のスーパーに。
スーパーを後にして、お土産探しに有名なショッピングモールへ。
日本のショッピングモールとほとんど変わらない、というよりかは日本のショッピングモールがそのまま来ているような建物の作り、店の並びだった。
ドン・キホーテではなく、ドンドンドンキがシンガポールでは正式名称だとのこと。最初にVictorが「ドンドンドンキ」って言った時には「それは歌で、ドン・キホーテだよ」と笑ったけど、こっちが間違えているとは!
ポケモンカードはこっちでも人気とのこと。
コンビニのレジ横にも置いてある。
次に行くときのお土産はポケモンカードもありかもしれない。日本語版のポケカは価値があると聞いたことがあるけどどうなんだろう。
そして3回目の、アリーナベイサンズへ。何回いくねん!
アートサイエンスミュージアムの中では、チームラボの展覧会と進撃の巨人の最終巻記念展がやっていた。日本じゃねーか!!
今がちょうどそうだったのかわからないけど、あまりにも日本尽くしでわらってしまった(他の展覧会もありました)。
シンガポールが日本に近いのもあるんだろうけど、日本のパワーを感じられてよかった。こういうのを輸出していくんだなあ。
このコーヒーショップの店員さんがめちゃくちゃよい人だった…!
メガネに鎖がかかってる漫画みたいな老紳士だったんだけど、
へたっぴ英語でも優しく対応してくれて、説明した後は後ろで無言で待機して簡単なアドバイスだけ飛ばしてくれるという…
別の店で買った品物が入るように大き目の袋をくれたり、完璧すぎた…惚れる。
オフィスについてから、最後のミーティングをして、Victorの車でチャンギ空港へ。こんな丁寧に送迎までしてくれるホスピタリティがすごすぎる…!
今回の旅で一番おいしかった肉骨茶(バクテー)!
やっぱり謎のタレがうまい。
店員さんがポットをもってスープの継ぎ足ししてくれる。
デザートにタピオカ。BOVAと呼ぶらしい。
VivtorはホットBOVAを飲んでいた。クマカップがかわいい。
それからチャンギ空港の真ん中、大量の水が降り落ちるホールで、水にライトアップされるショーをみた。動画がnoteに載せられないので割愛ですが、もう完全にこの場で流れ落ちる水に対してのみのアートだった。
Victorに「お土産は何を買ったの?」と聞かれ、「カヤジャム(ココナッツミルクのペースト)を買ったけど、まだ食べたことがない」と言うと、「食べていけ」とカヤジャムのおはぎみたいなものを買ってくれた。イケメンすぎる!
おいしかったが、カヤジャムよりも間に挟まった花の香料(詳細わからず)のにおいが強烈だった。でも悪い匂いではなく、むしろ好き。そしてシンガポールに降り立ってからずっとしていた甘いような辛いような匂いの一部がこの匂いであることに気づいた。今でも思い出せるいい匂いだ。
お土産で買ったカヤジャムは、空港で食べたおはぎのような強烈な匂いや甘ったるさはなく、上品な甘みでこちらもめちゃくちゃおいしかった!シェアハウスに置いて、1瓶をもうほぼ食べきってしまった。(7/3現在)
空港内をぶらぶらした後、成田空港行きの便に。
帰りのフライトは、来た時と同じように、夜のシンガポールを見ながら帰った。写真を撮り損ねるくらい綺麗だった。
帰りの機内は特に何もなく、良く寝れた。快適な空の旅。
終わり
ずっと楽しい旅でした。
車で連れ回してくれたり、おすすめのお店をたくさん教えてくれた(しかも全部外れなし)Vivtorには多大なる感謝を。しかも連れて行ってくれたお店の会計を全部持ってくれた!とんでもないホスピタリティ…!
もちろん連れて行ってくれた自分の会社、不慣れな自分にアドバイスをたくさんくれて楽しい旅にしてくださった上司2人にも大きな感謝を!
仕事的にも大きな刺激になりました。
「これは愛される会社だわ…」と全身で感じられました。人を喜ばせることを第一で動いている。
こうなるにはやることが山積みだーーー
社員さんともお話しして、やるべきことが少しずつ見えてきた。
それから、とにかく英語を勉強する。
考えていることに言語が追いつかないのは、ずっと脳みそだけ空滑りしている感じで辛かった。車が泥でスタックしてタイヤを回し続けているみたいな。
それに引きずられて、明らかに思考能力も下がっていたと思う。恐ろしい体験だった…!
後は、どこにいてもあんまり自分は変わらないな、と思った。どこでも同じように生きていそうだという実感があった。これは良い部分でもあるし、悪い部分でも。ふわふわしたままだったらずっとふわふわしてるんだろうなという恐怖を感じました。それもまた人生だと感じてしまうのも含めて。
結局、人生をよくするためにはどこかで踏ん張るしかない。がんばって生きていこうと思います。
自分が楽しいことをする!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?