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飛び降り自殺未遂した話

これを読んでくれている、私の知り合いはいるかな。

高校生の頃の、やる気満々な私を知ってる人は「まさか!」と驚いたかも。
正直、自分でもびっくりしてます。
人間ここまで変わるかと。

やる気に満ち溢れ、海外へ飛んだりイベントを作ったり、とにかく毎日寝る暇も惜しんで活動していた高校時代。
毎日が充実していた。
夢を叶えるために、受験も頑張って希望の大学に入れた。

けど、大学入って色々と変わってしまった。
コロナの影響もあり、サークルも思っていたのと違うし、授業で友達もできない。
どんどん孤立するようになり、気づいたら1人だった。

オマケに、勉強すればするほど、夢は叶わないものだと痛感させられてしまって。
完全に進む道を失った。

ついでに当時の彼氏に浮気されたり裏切られたりして。
もうやめて!うたのライフはゼロよ!!!

このころから焦燥感や不眠に悩ませられるようになり精神科へ。

そこからもう闇堕ちも闇堕ち。
毎日大量の薬を酒で流し込む生活が始まった。
オーバードーズだね、最近流行ってるよね。

辛い時に少量飲んでいたのが、だんだんと増えてゆき、本当に毎日、たくさんの薬を流し込んでは吐いたりしていた。

ODのキツい所は離脱症状が半端ないこと。
1日飲まないだけで疲労感が凄い。
飲まなかった次の日は、本当に動くことすら出来ない。トイレに這いつくばって何とか辿り着く。
もちろん学校なんていけるはずもなく、それでもっと病んでODの繰り返し。
そんな生活が続いていた。

抜け出せなくなっていた。

そんな時、突然やる気が出た。
「断薬して、毎日学校に行こう!!!」

これを嬉々として主治医に伝えた。喜んでくれるかな?と。
帰ってきた言葉は「躁鬱かもしれないね」だった。
高校生の時、とても活動的だったのも、躁状態だったからかもしれないみたい。
過去の栄光は、私の努力じゃなくてただの病気だった。

それを知って、絶望した。
私の行動は全て病気によって動かされているものだと思った。

その日はいつもの倍以上の眠剤を流し込み、死のう、と思った。
ここには書ききれないほどの沢山の思考を繰り返して、死ぬのが最善の選択だと言う結論に至った。

ベランダは5階。
この高さ、死ねるか分からないけどとにかく今すぐ死にたくて仕方なかった。
考えてる暇なんてなかった。
ODで意識が朦朧な今じゃないと飛べないと思った。

飛んだ。

その時の記憶はない。

意識不明の重体だったが、幸か不幸か生き残ってしまった。

骨盤、大腿骨、両足首、右手首が粉々に骨折し
肺挫傷、脳出血かなんかで記憶障害もある。
中学生レベルの漢字も書けなくなってしまった。
まあでも体に障害は残らず、歩けるようになるみたいだ。

良かったのかな。
家族や親友が泣いてくれて、生きようという気持ちも一瞬湧いたが
やはり死にたいと思ってしまう。
あの時、頭から落ちるべきだったと後悔している。

みんなは何のために生きているの?
私の価値はあるのだろうか。

病気と向き合いながら、もうしばらくは生きてみる。

でも本当にダメになってしまったら
次は失敗しない。

#自殺未遂

高校2年生 TABIPPO2020大阪支部🐣 発展途上国や貧困、ボランティアについて興味があります。いろんな国に行きたい 🇯🇵→🇰🇭🇰🇪