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エッセイ | 笑顔は大切。たぶん真面目に働くよりも大切

私は基本的に笑顔を大切にして生活してきていました。就職をするまでは。
私は就職してすぐの頃は笑顔で先輩や上司とも話をしていました。
初めて経験することが楽しかったし、周りの人と話をするのも好きでした。

ただ、仕事が忙しくなるにつれて笑うことが少なくなっていきました。
入社当時から私を知る人からは『あまり笑わなくなった』と言われ、出会って日が浅い人からは『冷たい人』と思われるようになりました。

当の私は笑わなくなったことによる弊害を感じることはなく、笑うことで使用するエネルギーが仕事に回せるため効率が良いのではとも考えていました。

でも意外と笑うことは自分のためにもなっていたんですよね。
笑うことで楽しく感じ、周りからも話しかけられて良い関係になれます。
一日中不満そうな顔で働いているよりも、笑顔でいるほうが健康的です。

大学生の頃に研究室の教授から手鏡を支給されました。
『笑えなくなったら危険サインだ。研究中にたまに自分の顔を見なさい、笑えなければ私が笑わせるから』
冗談が好きな教授でしたが、今でもこの言葉を思い出してはその通りだなと実感します。

スマホの画面に反射する自分が笑っていなければ少し口角を持ち上げて、まだ自分は笑えているなと確認します。


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