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1冊の本が、私を個人事業主に導いた。

※)2021年2月、本アカウントを個人用から事業用に変更しました。
この記事は個人アカウント時代に民ノ布の中の人が書いたものです。


※前回の続きです

新卒から約10年勤めた会社を、のっぴきならない事情で退社した私。

準備ひとつなくいきなり大海に転がりながら飛び出してしまったのでさぁ大変。

これからどうしよう…といろんな人に聞いて回っていたら、大学の同級生が

「知り合いが書いた本なんだけど、岩崎さんに合いそう。」と紹介してくれたのが「ナリワイをつくる」でした。

著者の伊藤さんは、大小様々な仕事を組み合わせて生計を立てるナリワイ実践者。
自身が新卒で入社したITベンチャーで疲弊した経験から、会社組織や雇用者に頼らず、個人が小さい元手ではじめられる仕事をテーマにナリワイづくりを開始。本にはその実践記が書かれています。
↓1ページで分かるナリワイ本の説明

「美大を出て、クリエイティブな会社に入り、クリエイティブな仕事をし、ある程度認められた辺で結婚、出産もするかな~」みたいなステレオタイプな人生観しか持ち合わせてなかった私には、非常にショッキング且つエキサイティングな内容で、鈍器で殴られたような感覚に陥りました。


その後すぐに伊藤さんがゲストのイベントが近場であることを知り、参加。
直接話を聞いて、「会社員より伊藤さんが提唱する働き方が自分にしっくりくるかもしれない」と生唾を飲んだことははっきり覚えています。
その後の細かいことは省略しますが、出会いから2年後には共同でSAGYOという、今はイワサキケイコキカクのメイン事業になっている野良着メーカーを立ち上げることに。

ここまで書いたところで、私が強い意志を持って独立し、ブランドを立ち上げたわけではないことがわかると思います。

ただ、いろんな選択肢の中からその時の状況状況で判断し選んだ道を歩いた結果が今の私につながっています。


noteでは、ファッション外道(あくまで王道ではない、という意味)を歩んでいる私の、ブランドの設計法や興味のある物事、商品企画の構想等々を書いていく予定です。

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