#104 成功の秘訣は「情熱」【一笑門 マガジン】
どうも!海先輩です!
このマガジンでは、毎朝配信しているPodcastプログラム「海先輩の一笑門RADIO」の内容を発信しております。
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東大を卒業した、海外でMBAを取得した、ビジネスコンテストで優勝した。
起業をし、会社を成長させ、CEOとして活躍するような所謂「成功者」と称されるような人は、上記のような華々しい実績や経歴がある人ばかりかと思っていました。
が、意外とそうでもないそうです。
おはようございます。海先輩です。
今日は成功の秘訣は「情熱」というお話です。
今回のタイトルでもあり、結論でもあります。
今日も、以前から紹介している以下の本から内容を紹介致します。
この本は、優れたリーダーとはどういう人なのか、について書かれた本ですが、この中に『「情熱のないリーダー」は存在しない』という章がありました。
優れたリーダーの人生を調べると、社会通念や常識的な方に当てはまらない人が多いそうです。
例えば、『フォーチュン』誌(アメリカ合衆国のニューヨークを拠点として発行されているビジネス雑誌)のトップ500社のCEOを調べたところ、なんと過半数が大学の評定値が「C」または「C -」だったそう。
さらにアメリカの歴代大統領の成績は4人に1人が平均点以下、世界の億万長者の起業家たちの過半数は大学を卒業していないんです。
では彼女ら彼らが偉大な成績をあげた要因は何なのか。
それが「情熱」です。
特にリーダーたるものは、情熱に取って代わるものはありません。
なぜ情熱が重要かと言うと、情熱は意志の力を強くするからです。
成功する人は、それを成功させるために毎日毎日そのことについて考えています。
毎日向き合うためには、強い意志が必要です。
すごくクレイジーな歴史のエピソードがあります。
無知の知で有名なソクラテス。
とある冷静な若者がソクラテスのところに来て、「私は偉大なるあなたのもとに知識を求めてきました」と言います。
するとソクラテスは若者を海辺へ連れて行き、一緒に海の中へ入って、若者の顔を30秒間水の中に突っ込んだんです。
そして顔を上げさせ息をさせると、「お前は何を求めているんだ」と若者に聞きます。
すると、「知識です。偉大なるソクラテス先生。」と若者が答えると、今度は先より長い時間若者の顔を水に突っ込みました。
ソクラテスがもう一度同じ質問をすると、若者はついに息を切らして「空気です!」と答えたそうです。
ソクラテスは若者にこう教えます。
「空気を求めるのと同じくらい必死になって知識を求めるのであれば、知識が得られるはずだ。」
情熱は意志の力をみなぎらせる燃料のようなものです。
そして情熱は、不可能を可能にする力も秘めています。
情熱的なリーダーほど仕事ができるのは、人間は魂を燃え立たせると不可能なことがなくなるようにできているためです。
なぜ不可能なことがなくなるのか、それは成功するまでやり通すからです。
優れたスキルを持った情熱のないリーダーよりも、スキルでは劣るが情熱を持っているリーダーの方が良い成績を出すことができます。
では情熱の火を灯すためにどのようなことができるのか。
例えば、初心に戻ってみるのも1つの手です。
多くの人は人生のあらゆることに振り回されて、軌道からずれていくものです。
自分が今の会社に入ったときのこと、あるいは幼少や学生の頃に情熱を燃やしていたものを振り返ることで、昔の情熱を取り戻すことができます。
そして、情熱的な人と友達になるのも良いでしょう。
実際に自分と似た目標があったり、自分の夢に向かって邁進している人からは、インスパイアされます。
情熱は人から人へと伝染していくものなので、情熱を与えてくれる人々と付き合う時間を確保するのもいいと思います。
大人になると、悪い意味でいろんなことを知ってしまい、人間関係に悩み、文句や愚痴が増えてくるものです。
そして、だんだんと何かに費やしていた情熱は薄れてきてしまいます。
改めて時間をとって、自分はどんなものに情熱を注いできたかを思い出してみてください。
今の人生のクオリティが少しアップするかもしれません。
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