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5000人から1人なんて選べない|人材採用は運なので気にしない|厳しい現実も少しだけ言う

6人の嘘つきな大学生という本を読みました。
【電子書籍版】

【オーディブル版】

本書を読むことで重要な気づきを得られたので、シェアしたいと思う。
もう一つ現実を見てしまったのでそれも書きたいと思います。

物語のことは書いてないけど、この気づきがネタバレに紐づくかもしれないので、本書を無から楽しみたい方はどうかそっと閉じてください。(できたら、去り際にイイネを押していただけるとうれしいです。イイネはとても喜びます!笑)。

それでは、間をあけていきたいとおもいます





人の採用なんてザルだから、落ちても気にしない。結局は運なのです。

採用といえば、新卒採用などとても身近である。優秀な学生はたくさん内定を取る一方で、それなりの学生はそれなりの内定を取ったりする。

一方で、えっなんで受かったの?という人もいれば、学校の成績が優秀なのに、全然内定が取れない人もいたりします。

これは、なんなのかということです。

結論からすると運

なのです。人事採用の試験は、昔から変わらず行われています。筆記試験をして面接をしたり、いきなり面接をしたり。

しかし、面接はしっかり行われる。

ただ、この面接は、はっきり言って運です。受けるのが人間なら、採用ジャッジする方も人間です。最初と最後では、ジャッジ側のコンディションもそれぞれでしょう。

最初の学生が試金石になり、それをもとに相対評価をしていく。
評価基準があって、それをもとにプラスマイナス5段階としても、その5段階は人それぞれ。

最初はしっかりつけていたけど、終わりの方は適当になっていく。疲れていて判断力が鈍るなんてことも、1日やっていればおこるでしょう。

1日やっていればとても疲れ、申し訳ないがわからなくなる

かつて自分も人事採用に携わったことがあります。面談をした10人くらいしたかな。

丸一日したけど、ものすごく疲れた記憶がある。
お互い真剣に話を聞くし、採点もするのだけど、だんだん基準がわからなくなってきたことがあった。

印象が良い学生は欠点を隠し、とてもよく見える

良い印象が何かは、非常にむずかしい。ポイントは自分がいっしょに仕事をして良いと思うかどうかである。このポイントに入ると、短所もいうのだけど、他の学生ほど目立たなくなる。

もう、その学生がとても優秀に見えてしまう。そうなるとなんか支配的な雰囲気になってこの学生を入れたいねという雰囲気になった。不思議だ。

面接を有利に進めるうえで、心証を良くすることは大切、とはいえ最後は運

良い印象を勝ち得た学生が内定をもらう。良い印象は、その学生が出した持ち味がうまく合致したケースで合格に至る。

なので落ちてもそんなに気にしない。

厳しい現実:優秀な人は優秀、それなりの人はそれなり

先ほど、運だから気にしないといったが、ある意味真逆なことをここで言う。

それは、優秀な人はどこでも優秀の可能性が高いということである。

人間は人権的には平等でも、能力的にはやっぱり差がある。人も弱肉強食である。

本書の中での人事採用担当の一言が頭から離れない。

5000人から優秀な人を一人選ぶなんて無理。
選考で優秀な人を逃した可能性は1万%あります。

「6人の嘘つきな大学生」 より

この言葉が突き刺さる。

たとえば、内定が全滅したので自分で起業したらめちゃくちゃうまくいった。とか、会社に入ったけど窓際みたいになっちゃたけど、暇で副業始めたらうまくいって独立して会社員より稼げるようになったという話はよく聞く。

これは、まさに逃した1万%の人で、その人はもともと優秀であったといえるのではないか。

成功する人は、どこでも成功する確率が高い。

とはいえ、努力は裏切らない|凡人の勝ち筋は一点突破

そう言ってしまうと、身も蓋もなくて何しても無駄と思われるかもしれない。
しかし、努力は裏切らないという事実もある。10年続ければ誰でもプロになれるというものだ。

一点に集中(すなわち時間をかけて勉強)して、その道の専門家になれば、道は開けるのも事実である。
泥臭くそれを10年続ければ道は開かれていくと信じる。

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