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ヘンリ・フォードの偉業は先取思考のたまもの|「モノ」→「コト」と考える

ヘンリ・フォードはご存じであろうか。T型フォードという自動車を1500万台作って販売した自動車会のレジェンドである。

それだけ売れたということは、当時を生きた人たちの欲求を満たせたことを意味する。

当時、クルマはそんなに多くでていた時代ではない。もし、クルマを皆が欲しがっていることがわかっていて、それを大量生産するなら、それはそれで売れていたかもしれない。けれど一人が1500万台を売るという偉業にならなかったと思う。


移動手段にクルマの発想がない時代

当時の移動手段は、馬が全盛の時代であった。

当時の人たちに何が欲しい?と聞けば答えは「もっと速く走る馬が欲しい」という回答が一般的だった。

今の時代を生きるものが聞けば、車や電車などと答えるであろう。しかし、当時は車などない時代なのである。クルマなど思いもつかない

人の真に欲するものを形にして提案する|現代の生き方に通じる

当時の人が、「もっと速く走る馬が欲しい」という欲求を言葉通りに受けてそのまま馬を飼育したのであったら、成功など程遠い。

ヘンリーフォードは、「もっと速く走る馬」が「高速で移動できること」と解釈し、機械で揮発油を使って走らせる発想に至った。

「モノ」から「コト」へ考える習慣

一旦、お客の欲しいモノ・・・「すごく走る馬」を想定し
次に、お客のしたいコト・・・「速く移動する」が本望と認識し、
提案するモノ ・・・ 「自動車」を作って提案する。

現代は、モノかコトへでコトを注目するあまり、なかなか発想がつながらないけど、モノ➡コト➡モノと考えることでいろいろな発想が思い浮かびやすい。このような発想をしばらく試行錯誤してみる。

#3行日記
一家に4台目のスマホが必要になりつつなる。携帯代がすごいことになる。
これきっかけで見直すと、今の利便性を維持しつつも安くできる方法がいろいろ思いつく。こうして考えるきっかけを与えてくれてありがとう。


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