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あとがき、のようなもの

昨日、「#2000字のホラー」というコンテストに参加した小説を投稿しました。
あくまでフィクションであり実体験をもとにしたお話ではありません。
私の両親はどちらかというと一般常識に厳しいタイプですし、私も交通事故にあったことはないです。

『反抗期』は初めからコンテストの為に書いていたものではなく、そもそも小説ではありませんでした。
もともと書いていた記事は、主にとあるYouTuberについての話。

それは、不登校をうりにした少年がメインのYouTubeチャンネル。
最近はニュースでもちょくちょく取り上げているのでご存じの方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

チャンネル開始時に小学校中学年だった少年も今では13歳。
自分と同じ不登校の子供たちに元気を与える活動を継続しているそうです。

義務教育期間でありながら学校に行かず好き勝手なことをしている姿に、開始当初から賛否両論。
私はもしもチャンネルが続くのであれば「学校に行かないとどうなるのか?」という一種の社会実験になるかもと冗談半分に考えていました。
どうせすぐ終了すると思っていたので。

ところがどっこいチャンネルは終わらず、たびたびネットニュースで取り上げられ忘れたころに耳に入ってきます。
まだ続いていたこともそうですが、それよりも年々批判の声が多くなっていることに驚きました。

開始時から「枠にはめようとする大人たちに子供が物申す」というスタイルだったので、少々過激な事を言って炎上でもしたのかと思いましたがどうやら違う様子。

問題視されている直近の動画をいくつか見てみると納得です。
現在クラウドファンディングで集めたお金を使って日本一周旅行をしている模様を動画にしているのですが、これがまた酷い。

各地での問題行動。
数々のトラブル。
「学校に行かないとこうなってしまうのか」という姿をまざまざと見せつけられます。
不登校の子供たちに元気と勇気を与えるどころか、不登校の子供たちに対する偏見と誤解を世間に与えてしまっている状況です。

このような動画を13歳の少年が一人で作り上げているのか。
到底そうは思えません。
見え隠れする親の影。
はたして少年は本当に自分の意志で不登校を貫いているのでしょうか。
もしもお金儲けの為に少年が学校に行きたくても行かせてもらえてないとしたら……

などという事を考えながら休み休み記事を書いている間に飛び込んでくる幼児虐待のニュース。
毎週のように報道されている気がします。

親になる資格のない人間が親になる。
そんな親の背中を見て育つ子供たち。
その子供たちが親になり……
恐怖の連鎖です。

お化けなんかよりも圧倒的に怖い話だなと思った時に視界に入った「#2000字のホラー」というお題。
これも何かの縁と小説にチャレンジした次第です。

伝えたいことが少しでも伝えられたのか?
どんでん返しがちゃんと機能したのか?
思い切って投稿してみたものの、なんともソワソワしています。
まだ私には小説なんて早かったのではとちょっと後悔もしています。
いや、そもそも小説として成り立っているのだろうかと今更ながら考えてしまいました。

これ以上、悩んでいると消去ボタンを押してしまいそうなので、これにて失礼いたします。



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