段階的なマスク不要のお達し

政府から「屋外で2メートル以上の距離が取れる場合や会話をしない場合、および屋内でも2メートル以上の距離があり会話をほとんど行わなければ」という条件下であればマスク不要という発表がありました。

アメリカ大統領訪問直後の発表というタイミングに少し思うところもありますが、日和見的な政府にしては珍しい対応なのではないでしょうか。

効果としては、「実際にやってみないとわからない」と思うので早くて1週間、遅くとも2週間以内には結果がでるのでしょう。

「特に夏は熱中症予防の観点からマスクを外すことを推奨」とのことなので、コロナによる搬送と熱中症による搬送の数を昨年と今年で比較する必要があると思います。

この発表により、マスクを外す人がどれくらいの数になるのか。
地域、時間帯によって様々だと思いますができれば今後の為にもデータはきちんと残していただきたいです。

今まで入店時にマスク着用を義務付けていた店舗の方々の苦悩はいかばかりか。せめて「屋内は今までどおり」とかならよかったのですが、「会話をほとんど行わなければ」という非常に曖昧な表現。トラブルを起こしてくれといっているようなものです。

私としては二つの理由からしばらくの間マスクは付けていようと思っています。

①公共交通機関を利用する時やマスク着用を求められる場所に入る時にいちいちマスクを着けるのがめんどくさい。ならば家から出たら常時着用していたほうが楽だから。

②「コロナはただの風邪」と言われても「ただの風邪」すらかかりたくないですし、自分は平気だったとしても家族に移したくないから。

少なくとも東京の1日の新規感染者が三桁をきるまでは外さない予定です。

「熱中症」はこまめな水分補給でかなり予防できる。
長引くと厄介な「夏風邪」はマスクで感染をかなり防げる。

今のところマスクを外すメリットを感じません。
あくまで”私は”ですが。

医療機関が正常に機能し、社会がコロナや風邪による休息を認めるのであればマスクの有無は個人の自由でもいいと思いますが現実は……

マスク不要派もマスク着用派も願いは一つ「コロナの終息」で一緒のはずです。お互いの意見を尊重し、適度なソーシャルディスタンス(社会的距離)を取りつつその日を待ちましょう。


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