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『あるある』にはだいたい名前が付いている

記事を書いている時に内容の確認の為、何回もその時のテーマである単語を検索します。
ソースが一か所だと不安なのでなるべく複数個所をチェック。
そして記事に誤字脱字は無いかを確認するために途中何回か文章に目を通します。
テーマである以上、何回も見ることになるその単語。

するとどうでしょう。
だんだんとその単語を見ていると「あれ? これであってたっけ?」と不安になってきます。
コピペで検索しているので間違っているはずがないのに。
漢字ドリルで何回も同じ字を書いている時に突然やってくるあの感覚です。

「ゲシュタルト崩壊」

ちゃんと名前が付いています。
なんかカッコイイです。

「ゲシュタルト崩壊」

例えその単語が、「ラーメン」でも「働きたくないでござる」でも長時間眺めていれば、

「ゲシュタルト崩壊」

という微妙にSFチックな現象に包まれてしまうという……

「ゲシュタルト崩壊」

そろそろ「ゲシュタルト崩壊」「ゲシュタルト崩壊」してきそうなのでここらで止めておきましょう「ゲシュタルト崩壊」。


他にも『あるある』に付けられた名前が沢山あったので一挙にご紹介します。

『シミュラクラ現象』

人間には3つの点が集まった図形を人の顔と見るようにプログラムされている、という脳の働きである。和訳は類像現象。

Wikipediaより
Wikipediaより

なんとなく人の顔の顔に見える現象です。
心霊写真のほとんどがこの現象ではないかと言われています。


『青木まりこ現象』

書店に足を運んだ際に突如こみあげる便意に対して与えられた呼称である。この呼称は、1985年にこの現象について言及した女性の名に由来する。

Wikipediaより

本屋さんに入ると何故かトイレに行きたくなる現象です。
人によっては図書館でも起きるとか。

「青木まりこ」さんが雑誌の読書欄にこの悩みを投稿したことがきっかけで反響を呼び特集記事が組まれる事態に発展。その際に投稿者の名前から『青木まりこ現象』と付けられたそうです。
なので本名なのかペンネームなのかは不明。


『イヤーワーム』

歌または音楽の一部分が心の中で強迫的に反復される現象である。「音楽が頭にこびりついて離れない」と表現されることもある。

Wikipediaより

試験中など何気ない時にふと頭の中で音楽が勝手に再生される現象です。
幻聴とは似て非なるもの。
あまりにも同じ曲が続くようなら精神的に参っているサインらしいので休息をとるか素直に病院へ行きましょう。


『ジャネーの法則』

19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。

Wikipediaより

歳をとればとるほど一年が短く感じる切ない気持ち。
光陰矢の如し。
趣味を持たず、会社や学校と自宅との往復だけの毎日だと恐ろしいほどあっという間に日々が過ぎ去るので要注意。


カリギュラ効果

禁止されるほどやってみたくなる心理現象のこと。
暴君として知られるローマ皇帝カリグラをモデルにした1980年の映画『カリギュラ』に由来する。同作が過激な内容のため、アメリカではボストンなどの一部地域で公開禁止になったことで、かえって世間の話題を惹いたことにちなむ。

Wikipediaより

日本昔話で言えば、玉手箱を開けてしまった浦島太郎がまさにこれ。
あれ? 従来の「浦島効果」よりむしろこっちのほうが「浦島効果」と言う名称が相応しいのでは?


ラムスデン現象

牛乳を電子レンジや鍋で温めることにより表面に膜が張る現象である。

Wikipediaより

豆乳でできる膜は「湯葉(ゆば)」。


『舌先現象(したさきげんしょう)

思い出そうとすることが「喉まで出かかっているのに思い出せない」現象である。

Wikipediaより

英語(Tip of the tongue phenomenon)の頭文字を取って『TOT現象』とも言います。
TOT』がまさに”思い出せなくて泣いている絵文字”に見えるのが単なる偶然とは思えません。


『マクドナルド理論』

「実行可能なアイデアのうち最低のもの」を提案することによって、ディスカッションが始まり、人々が急にクリエイティブになること。
ランチタイムにどこのお店に行く?という話になった時、「マクドナルドに行こうよ」と提案すると満場一致で「マクドナルドはやめようよ」と返され、不思議とよりよいアイデアが出てくる。

https://gigazine.net/news/20130502-mcdonalds-theory/

アメリカのJon Bellさんが提唱したマクドナルドに対して失礼極まりない理論。

Bellさんによればこのマクドナルド理論を使うと、行き詰まりがちなビジネス会議やプロジェクトでより優れたアイデアを出すことができるそうです。

https://gigazine.net/news/20130502-mcdonalds-theory/

ふーん、そうなんだー……
いやダメでしょ企業名使っちゃ!
よく訴訟大国アメリカで訴えられないな!


今回はここまでです。
『マクドナルド理論』はTPOをわきまえないと大変なことになりそうなので、周りをよく見てマクドナルド関係者がいないところで話題にしましょう。



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