パンフレットの真実
映画と言えば『パンフレット』、『パンフレット』と言えば映画というように、お互い切っても切れない間柄。
映画を観るたび『パンフレット』を買う。
特に面白かった映画だけ買う。
観ていない映画でも買う。
買わない。
人それぞれ『パンフレット』に対する向き合い方は違えど、映画館に行けば必ず販売されている万国共通の代物だと疑いもしませんでした。
だがしかし真実は違いました。
なんと『パンフレット』は日本独自の文化だったのです!!!
海外では映画館で『パンフレット』が売っていないのです!
『パンフレット』自体が存在しないのです!
まさに”日本の常識は世界の非常識”です!
・・・・・・
え? 知ってた?
・・・・・・
私は今までまったく知りませんでした……
洋画の『パンフレット』は翻訳されているものだと思っていました。
まさか日本独自の商品だったとは……
より正確には、「海外では過去に極少数売っていたことはあったけど定着しなかった」そうです。国民性でしょうか。
日本独自の『パンフレット』文化は戦後から始まり現在まで続いています。
『パンフレット』が映画館で販売されている光景はもはや日常です。
たまに買うのでこれからも続いてほしい文化です(毎回買うとは言っていない)。
『パンフレット』は和製英語に近いので海外の人には通じづらいらしく、有識者さんたちは「souvenir program」という英語で伝えるそうです。
”souvenir”は”お土産”。
海外に映画好きの友人がいたら『パンフレット』をあげると、珍しがって喜ばれるかもしれません。意外といいお土産になりそうです。
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