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大人になったら

子供の頃、大人になったら自然と「アニメ・漫画・ゲーム」に対する興味が失われると思ってました。

20歳の誕生日を迎えた途端、まったく興味がなくなるのかな?
それとも18歳ぐらいから徐々になくなっていくのかな?

一番身近な大人である両親が「アニメ・漫画・ゲーム」に当時ほとんど興味がなかったことも大きな要因だったのでしょう。

私は言われたことはありませんが、世の中には「いい歳していつまでそんなもの観てるの」「子供じゃないんだから」「いい加減卒業しなさい」と親から言われたという話を耳にしたこともあります。

やっぱり大人になると興味を失うんだ。
そんなの嫌だ。大人になんてなりたくない。

そう考えて何度も悲しく、寂しくなったことを覚えています。

一つ一つ歳を重ねるたびに増していく不安。
今年は大丈夫。じゃあ来年なのかな?
あれ今年も大丈夫。ということは次の誕生日なのかな?

気づけば20歳などとうの昔に過ぎ去り、今も「アニメ・漫画・ゲーム」が大好きな私がいます。

一体あの不安はなんだったのか。
時代、というのも関係していたのでしょう。
私が子供の頃はまだまだ「アニメ・漫画・ゲーム」は子供のものという風潮が残っていましたし。

どういう大人になりたい?

そう聞かれても答えられませんでした。
しかし、「アニメ・漫画・ゲーム」が嫌いな大人にはなりたくなかった。

おめでとう、そして喜ぶがいい子供の頃の私。
ずっとずっと好きでいられたよ。
そしてこれからも変わることはない。

知らぬ間に子供の頃の夢を一つ叶えてたと思うと、ちょっとだけ誇らしい気持ちになりました。

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