『さん』は世界を救う……かもしれない
日本語の敬称の一つ「さん」が英語圏で浸透してきているそうです。
確かに現在は性別を問う「Mr.」「Ms.」は不用意に使わない方が無難でしょう。
となると、初対面の相手にどの敬称を使うべきか非常に悩ましい問題が発生します。
敬称なしだとさすがに失礼。
さりとて「Mr.」or「Ms.」二分の一の賭けにでるのもリスキー。
さて困った……
そんな時にTVから流れてきたメジャーリーグの実況中継。
「オータニサーン!」
・・・・・・これだ!!!
日本語の「さん(san)」は老若男女問わず使える万能な敬称。
名前のあとに「san」とつければオールオッケー!
……となったかどうかはわかりませんが、広まりつつあるのは事実のようです。
残念ながら私には英語でメールをやり取りする相手がいないので確かめられませんが。
日本人としては日本語の「さん」がグローバルスタンダードになるかもしれないという期待に胸が弾みます。
他にも「ちゃん」や「さま」、「くん」なんて敬称もあるよと教えたくなりますが、「ニホンゴムズカシイデース」となってしまっては元の木阿弥。
おとなしく「さん(san)」の普及に努めたいと思います。
多様性だジェンダーレスだとピリピリしている今の世の中、そんな緊張感をそよ風のように和らげられるのは日本語の敬称「さん(san)」なのかもしれません。
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