「できた」が増えれば、自信が育つ！

自信をつけるのに、一番簡単な方法は何でしょうか？

それは、
自分の「できた」をたくさん集める
ことです。

なぜならば、
自分はできた
自分はできる
という自己効力感の積み重ねが
自信に育っていくからです。

一方で、
「できない自分」「ダメな自分」が
大きくなってきた時は、
何をやってもダメという自己否定感や

不安・後悔、妬みなど、
ネガティブ感情を大きくします。

ネガティブ感情は、
心のエネルギーを消耗させ、
「やる気」や「意欲」を逓減させていきます。

そして、行動ができなくなることで、
自分を信じる力も失われていきます。

◆心のエネルギーを意識する

人は普段から「体力」など、活動時の
体のエネルギーは意識するものの、
心のエネルギーを意識することはありません。

心のエネルギーとは、
やる気のエネルギーというイメージです。

ポジティブな感情は
エネルギーを満たし、やる気を増大させますが、
ネガティブな感情は
エネルギーを消耗してやる気を逓減させます。

何か気掛かりや心配事があると、
体力はあっても、やる気にならないのは
心のエネルギーが消耗しているのです。

「できた」と感じた時に得られる
達成感や充実感が
心のエネルギーを満たします。

そして、エネルギーがたまってくると、
さらにやる気が溢れていきます。

その一方で、
「できない」「ダメだ」というネガティブな感情は
心にぽっかりと穴が開いたように、
心のエネルギーを放出していきます。

◆　人は、「できた」が大好き

心のエネルギーを増やすのに
一番効果的なのは、

「できた」を集めることです。

「できた」ことの大きさの程度は、
特に関係なく、小さくても何でもいいのです。

ちょっとしたことでも、
「できた」と思えることで、
どんどん心のエネルギーは溜まっていきます。

具体的なやり方としては、
やる→　できた を繰り返すことです。

行動を起こす前に「やる」と自分に宣言をして、
実行したら「できた」と喜ぶことです。

「やる」「できた」を繰り返すことで
自分への信頼度を高めていくことができます。

「やる」と１回宣言して、
行動できたら「できた」と喜ぶ。
３回宣言して３回行動して「できた」と喜ぶ
１０回「やる」と宣言して
１０回「できた」と喜べば
いずれの場合も実行率１００％です。

すなわち「やる」と宣言した分だけ行動して、
「できた」結果をだせば、信頼度は１００％になります。

この際、行動の大きさは、関係ありません。
大きくても小さくても１回は1回、
「やる」「できた」を繰り返すと、
「自信」という心のエネルギーが溜まってくるのです。

◆「できた」は心の器にエネルギーを溜める

人は「できた」が大好きなのです。
自分に対してもそうですが、

人に対しても「できた」という達成感を
感じさせることで、
心のエネルギーを溜めることができるのです。

一方で、
人によくやりがちなのは、
「ダメ出し」です

まだまだ甘い
全然ダメ
それじゃあ無理

言う方は
甘えさせない様に厳しく
やる気を出させる
などと、
激励や実行を促す意味で
言っているつもりでも、

実際は、
どんどんやる気をなくす
逆効果になります。

人は、できたという達成感や安心感が
心のエネルギーを満たし、
その蓄積が
自信を育てていくのです。

◆まとめ

✅ 自信をつけるには、
「できた」をいかに集めるかがポイント

✅ どんなものでも、何でもいいから
「できた」を集めて、
心のエネルギーを溜めていけば、
人は、ますますやる気で満たされる

✅ 普段からの「できた」の積み重ねが
　だんだん自信に育っていく

今日もありがとうございます！─────────────────────

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