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【#6】おいしい牡蠣フライが出来るまで

こんにちは、インターン生のチサトです。

今日は石巻フーズの看板商品、「生牡蠣フライ」について書いていきます!

生牡蠣フライとは?

食べた瞬間の衣のサクッと感、中から牡蠣のジューシーな食感。食べた人を虜にする、石巻フーズが誇る看板商品です。

①衣の秘密

「サクッサクッ」噛むたびに聞こえるこの音は、パン粉に理由があります。

生牡蠣フライで使用しているパン粉は、企業オリジナルです!機械で加工し、石巻から全国へ輸送するため、食べる時までサクサク感が残るように計算されています。

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衣には白の部分とオレンジの部分の2種類があります。味に違いは無いですが、揚げた時に、より綺麗な焼き色になるように考えられています。また、つなぎとして卵白は使っていないため、卵アレルギーの方でも安心して食べることが出来ます!

衣の比率にもこだわっています。通常揚げる時間は7ー8分ですが、生牡蠣フライは5分ほどで揚がるため、調理の時間短縮にも繋がります!会社自体が業務用を作ることをメインとしているため、「レストランだとすぐ出せるものが好まれるだろう」という経緯から、揚げる時間を短くすることに成功しました。(製品のサイズによって揚げる時間は異なります。調理前に商品詳細を必ずお読みください。)

②トレイの秘密

衣にこだわりがあっても、輸送中に崩れてしまう可能性があります。そこで、石巻フーズではトレイもオリジナルのものを使用しています。

1つずつ入れられる空洞を作り、取り出しやすいように中心に指が入る空間を設けています。そのため、その時に必要な分だけ取り出し、あとは冷凍庫で保存…ということも可能です。

③冷凍の秘密

石巻フーズには、“CAS”という最新の冷凍設備があります。この機械は、食品の細胞を壊さずに冷凍するという高い技術を持っています。細胞を壊さないということは、魚を解凍したときに、ドリップという汁が出ないことにも繋がります。

そのため、石巻で加工したときの新鮮な状態のまま、食卓でその美味しさを味わうことが出来ます。

〜生牡蠣フライの誕生秘話〜

そもそも、石巻フーズの生牡蠣フライはどうやって誕生したのでしょうか?開発者の髙橋さんへ当時のお話を伺いました。

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ー魚ではなく牡蠣を選んだ理由は?

魚だと季節や海の状況によって、獲れるものが異なってしまいます。安定的に獲ることができて、工場の機械で加工しやすいものとして牡蠣を選びました。

ー開発時に考えたことは?

まず、「自分たちが何を作りたいか」「工場の機械だと何ができるか」を考えました。製造物が決まる前に、導入する機械の種類が決まっていたためです。

その後、「どの目的で作るか」や「どうしたら美味しくできるか」を日々考え、研究しました。

ー開発で大変だったことは?

開発当時は工場が完成しておらず、加工組合のキッチンを借りて試作をしていました。工場の竣工式で製品のお披露目が決まっていたので、開発は時間との戦いでした。

2ヶ月間、毎日牡蠣フライを作り続けました。100均で買った鍋を使いながら、「工場の機械で、分業で同じ品質を保てるのか?」をひたすらに考えました。

当時はとても辛かったですが、最近では様々な賞もいただき、やっと評価され始めたかなと手応えを感じています。

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「展示会だと、私たちのブースは長蛇の列ができるんです。生牡蠣フライは、食べるとわかる美味しさなんです。」髙橋さんはそう笑顔で教えてくださいました。

一生懸命作ったもので、人が喜んでくれる。それが作る人の励みにもなる。

インターン生として、この美味しさを全国の方へ知ってもらいたいと、強く思うばかりです。


生牡蠣フライの詳細や購入はこちらから

https://www.rakuten.co.jp/is-foods/


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