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【令和5年度 アカデミーハウス・5月レポート】

5月に入り本格的にPBLグループの活動がはじまりました!
3期生15名を4つのチームに編成され、メンバー同士で哲学的思考による対話を重ね、「問い」を立てながら、地域課題や次世代にコミットしたテーマ設定及び課題設定に注力しました。
また、地域連携事業として4年ぶりに開催する「ふしの夏まつり(7月19日開催)」に、実行委員として参画し、アカデミーハウス生一丸となって「ふしの夏まつり」を盛り上げていきます!!

アカデミーハウスでは新しい時代のリーダーとなる人材の輩出を目指し、1年間、異業種の若手人材(学生・社会人)が共同生活を送りながら、個人スキルの向上とチームでの課題解決型プログラムを通じて学びを深めます。
5月は、4月に学んだ哲学的思考法や課題解決の基本プロセス、フレームワークを使って、グループワークを開始する1か月となっています。
今年からPCTプログラム修了生に対し、2年目のアカデミーハウスプログラム(リーダーシップトレーニングとコーチング・コミュニケーションスキルの習得、ワンランク上のPBL活動を実施)の導入もはじまりました。

≪5月の活動について≫

PBL活動月次進捗会でチーム発表する様子

1.PBLグループワーク・月次進捗報告会

◆ 5 月 14 日「PBL 5月次進捗報告会」
前回のPBL講座で、小川先生から学んだ哲学的思考法を使って、地域を活性化させる、元気にするための、現状の問題、問いを各グループに分かれて、グループワークを行った内容を、初めての月次進捗報告会で発表しました。
それぞれのチームが、山口にある社会課題について考えて、調べて、設定したテーマの具体的な発表を行いました。
発表された内容に対して、小川先生から、問題の本質をより深く思考する為のアドバイスを受け、週に2回メンバーが集まって、グループワークを行いながら更に掘り下げていきました。

それぞれのチームで発表された内容に対して小川先生から、
問題の本質をより深く思考する為のアドバイスを受ける

2. CD(キャリア開発)講座

CC講座にて、各自、これまでの自分のキャリアを振り返っている様子

◆ 5 月24 日「CD(キャリア開発)講座 ① 」
1. 講師自己紹介、アイスブレイク
2. キャリアとは何か【講義】
  ・キャリア開発とは
  ・モチベーションマネジメントとは
3. 自己資源の棚卸【演習】
  ・ライフラインチャートでの振り返り
 ※CD講座でのねらい
仕事(学業)に対する意義を再認識し、今後の進むべき方向性を定め、仕事(学業)に対するモチベーションアップを図り、これまでの経験や能力、価値観、欲求を振り返り、今後のキャリアの目標や方向性を検討していきます。

年6回予定のキャリア開発講座がスタートしました。アカデミーハウスは、社会人や学生など多種多様な若者が集まっており、それぞれが自分の今後のキャリアを深く考える時間として開催します。
初回なので、アイスブレイクがから始まり、まずはこれまでのキャリアを振り返ることからスタートし、これれから、講座が進む中で、今まで知らなかった自分や、これまで考えてなかったキャリアなどが、みんなの心の中に、小さな気づきが生まれることに、期待しています。

3. 特別講座

山口青年会議所 竹川氏、柳井氏より、JCの活動内容の説明してもらいました

◆ 5 月 13 日  山口青年会議所「地域特性と地域振興活動事例を学ぶ」
PBL特別講座として、山口青年会議所 竹川勇人様、柳井綾様にお越しいただきました。
山口青年会議所が取り組む、地域活性化事業を、山口の地域特性も含めて、活動事例を紹介していただきました。参加した3期生からは、今後、自分達がチームで取り組む地域課題解決の、課題の設定と解決策の実行についてや、これまで活動された内容に対してなど、質問が次々出て、予定時間を超過しても尚、質疑応答が止まらなりませんでした。
講座終了後は、すぐに名刺交換会となり、今後も様々な活動において、連携できるようにネットワークを広げ、交流を深めることができ、とても有意義な時間となりました。

講座終了後にみんなで集合写真を撮りました。みんなの素敵な笑顔です!

◆ 5 月 31 日 地域連携事業「人と社会を考えるカフェとのワークショップ」事前講座を開催

坪郷先生より、教育の多様性について講義していただきました。みんな真剣に聴きいっています。

地域連携事業として、湯田地区で活動する自主勉強サークル「人と社会を考えるカフェ」との交流会・ワークショップを7月に開催するに先だち、メンバーである【坪郷計算工学研究所 所長 工学博士 坪郷浩一氏】に、交流会の目的を説明してもらい、ワークショップでの「多様性」をテーマにした自由討論形式を体験するプレ講座を開いていただきました。
参加者は、教育の多様性について、真剣に話しを聞き、思いを巡らせてました。最後に、交流会当日にアカデミーハウスを代表して発表する登壇者を決めて終了した。7月9日(日)の交流会が楽しみになりました!

4.2年次講座

小川先生よりこれから1年間のPBL活動について講義を受ける

アカデミーハウス3期より、2年目プログラムが追加されました。昨年度の2期生から4名が、リーダーとして更なる学びを得るため、向上心と向学心を持ち、更なる自己成長と地域課題解決のより高度な成果を出したい、という熱い思いを持って、2年次プログラムがスタートしました!
2年次利用のP.C.T.プログラムは、より高度なリーダーシップを実践的に学ぶ為に、コーチング研修やファシリテーション研修を設け、今期より新たに始動したプログラムです。

5月の2年次講座では、これから1年間、より上級のPBL活動を行い、地域や組織でリーダーシップを発揮していく為に必要な、対人スキルと、コーチング、ファシリテーションの基礎知識と理論を学んでいきます。
受講した2年次利用者4名は、新たな知識の習得に、目を輝かせ、これから始まる2年目のグループワークや、PBL活動への期待を胸に、やる気に満ちて、各講座の講師に活発に意見や質問を投げかけていました。

≪利用者の感想≫ ※一部抜粋

1.5月に受講した講座やグループ活動を通じての振り返り、学び、気づき、意識や行動の変化等について

・自分の意識の変化について、特にキャリア開発講座での、ライフチャートを作成したことで、自分が山、谷を前向きに受け止められていることに気が付きました。

・地域連携事業事前講座において、「多様性」について深く考えることが面白かった。多様性については、過去に何度か考えたことがありましたが、教育における多様性という限定した内容で考えることは少なかったので、他の利用者の意見を聞く中で自分の思考を見つめ直すことができ、自分の特性がグループ活動をする上で、自分や周りの人の特徴を掴み、どう関わっていけば良いのかという指針になって大変役に立ちました。

・今月の学びは、考えたこと、感じたことをありのままシェアすることや、分からないことは立ち止まってしっかり確認するようになったことです。やりがいを持って地域貢献活動をする楽しさがあることを知ることができました。

・今月は多様性について深く考えることができました。教育の多様性とは、自分の進みたい未来の多様性だと考え、選択したことが、他者の権利を侵害しない限り認められる社会が世界中で求められており、まずは、自分自身が多様性を全て許容出来ていないことを自覚し、「こういう生き方もあるんだな」と感じられるようになりたいを感じました。

・キャリア開発講座で、自分にベクトルを向けて分析などするこを、今までしてこなかったので、非常に気づきが多かったです。自分のやる気の源泉を知ることで、自分の機嫌が取れると思うので自分を知ることを、今後は大切にし、自らのキャリア形成に関して考える機会を得たました

・今月の一番の学びは、自分が見るもの、行動の基準は自分がかけたフィルターのメガネを通した世界である、という点です。今までも分かっていたつもりではありましたが、講義を受けて改めて感じることができた。メガネを外すことはできませんが、そういったメガネをかけていることを常に意識することを心掛けて、考え、行動を起こす前に、一度踏みとどまって改めて考えることを習慣にして実行していこうと思います。

・5月はグループ活動中心の取り組みをしたことで、グループ活動では、序盤は、どんどんと進んでいるように感じましたが本質を見てみると、かけている部分が多く、もっと忠実に、正確に一つ一つタスクをこなしていく大事さを知った。チームメンバーとの対話の時間を大切して、グループ活動を進めていきたいと思います。

2.アカデミーハウスでの共同生活を通じて、得られたこと、感じたこと、意識や行動の変化等について

タイムマネジメントの重要性を意識しました。今月からグループワークも始まり、講座受講とあわせて、タスクが急増していることで、余裕を持った生活を目指し、タイムマネジメント力の向上に努めたいです。

・自己開示が苦手だが、アカデミーハウスの共同生活を通して、お互いを知ることが、コミュニケーションの一歩なので、メンバーのことをまだ知らないことが多いので、会話を増やし、その為には、まずは、自分自身が自己開示していくことが必要だと感じたました

アカデミーハウス内の雰囲気は、利用者同士かなり良いと思う。ただし、まだまだ、遠慮があったりするので、チーム全員が、本音で話せる雰囲気を早く作ることが、今後のプロジェクトを進める上で重要となる為、チームそれぞれが交流していけるような場、タイミングをつくることを実施していきたいと思います。

≪概要 プログラムの説明≫

1.アカデミーハウスについて

地域の次世代リーダーが住まう、キャリア開発型シェアハウス。
「自律」「実践」「時間の共有」をテーマに掲げ、予測できない事柄や未来の社会情勢に立ち向かえる次世代のリーダーを育むための共同生活空間です。ともに生活し、グループ活動を行う中で、ここでしかできない経験、自己研鑽を目指します。

アカデミーハウス外観

2.P.C.T プログラムについて

アカデミーハウスで生活する1年間で、他者・地域との共生や、専門家がバックアップするPBLやキャリア開発プログラムを通して、哲学的思考や多様性の尊重など、さまざまなスキルや経験の獲得をもとに、自己肯定感・自己効力感を高め人間性を育み人生の充実につなげることで、新しい時代のリーダーとなる人材を輩出します。

≪SNSのご紹介≫

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