見出し画像

その土地の風土を知り、発信するプロフェッショナルを育てる【山口大学と山口市産業交流拠点施設との連携プロジェクト】風土と感性PROJECTがスタートしました≪山口ミライ共創ラボ≫


その土地にはその土地の「風土」が存在します。

風土とは
その土地の気候・地質・景観などに見られる(住民の生活や文化に深く働き掛ける)環境

グーグル日本語辞書 より

また、日本中で世界中で活躍するアーティストの多くは、幼少期に見た風景、自然の香り、木々の手触り、風の音、味わった食物など、その豊かな「感性」のルーツとして生まれ育った土地の「風土」に大きな影響を受けているように思います。

感性とは
印象を受け入れる能力。感受性。また、感覚に伴う感情・衝動や欲望。

グーグル日本語辞書 より

風土と感性には切っても切れない深い関係がある。
では土地土地の「風土」は、人々の「感性」にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。

令和6年度より、「新たな価値観との出会い」をテーマに様々な企画を行っていく≪山口ミライ共創ラボ≫の一環として、「風土と感性PROJECT」では山口市産業交流拠点施設と、山口大学とが連携し、山口大学の学生たちが山口の風土を知り、それを伝えていくプロフェッショナルとして育ってほしいという目的で始動しました。
山口大学国際総合学部の坂口先生監修のもと、フィールドワークを通した風土の探求を。元PHP研究所の編集者で、書籍をはじめさまざまなコンテンツを担当されている編集者池口氏監修のもと、山口の風土をルーツとして持ち活躍しているプロフェッショナルの方々へのインタビューを記事として発信。この2つをを通して、風土と感性の関係性を探り、発信していきます。

【監修者】
坂口 和敏(さかぐち かずとし)
山口大学 国際総合科学部 准教授
デザイン会社、建築アトリエを経て、2006年富士通株式会社デザインセンター入社。イノベーションデザイン、UX、サービスデザインのデザインディレクターとして様々なプロジェクトに従事。国内外の様々なデザインアワードを受賞。2020年9月より現職。2022年慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科博士後期課程修了。九州大学大学院、武蔵野美術大学非常勤講師。

【監修者】
池口祥司(いけぐち・しょうじ)
1984年、山口県生まれ。早稲田大学法学部卒。2008年、株式会社PHP研究所入所。第一普及本部東京普及一部(書店営業)、企画部、特販普及部を経て、ビジネス出版部にて書籍の編集業務に従事。現在は、2018年に参画した天狼院書店の「取材ライティング・ゼミ」講師の他、書籍、雑誌、企業会報誌、ウェブメディアの編集・執筆など、フリーランスの編集・ライターとして活動している。主な担当書籍に『経営者になるためのノート』(柳井正著)、『YKKの流儀』(吉田忠裕著、出町譲取材・構成、以上PHP研究所)などがある。

坂口先生の「風土と感性」についての記事はこちら

7月17日に山口大学にてキックオフ説明会を開催しました。現在6名の学生が探求と発信に挑戦してくれています。

今回のプロジェクトで実際に学生がインタビューした記事がこちら

9月30日にはフィールドワークを実際に行ってみてどのような気づきがあったのか共有を行う「対話」の機会を設けました。

会場はアカデミーハウス。坂口先生の講義からスタートしました。
それぞれフィールドワークを行った場所について発表を行いました。
資料だけでなく、風土を感じる植物を持ってきた学生さんも
実際に自身の五感を使ってその土地を感じることで初めて気がづくことも多かったようです。
対話を通してさらに気づきを深めていきました。

山口にはいったいどんな「風土」があるのか。
他の地域との違いは何があるのか。
実際に行ってみてどう感じたのか。

学生たちとの対話を通して、改めて、この土地の「風土」について一緒に考える機会となりました。

これからも風土と感性の探求と発信を続けていきますのでぜひご注目ください。

【山口ミライ共創ラボ とは】 
山口市産業交流拠点施設は「出会う、つながる、生まれる、広がる」をテーマに様々な機能・人材・技術・アイディアのコラボレーションを通して、地域課題の解決・改善、新しい価値・人材の創出を目指しています。令和6年度からは山口ミライ共創ラボ と題し、新たな価値観との出会いをコンセプトにそれぞれのテーマのプロフェッショナルと山口の未来について参加者の皆さまと共に考えていく機会をつくっていきます。

≪山口ミライ共創ラボ直近のイベントはこちら≫




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?