見出し画像

はてしない石の物語#36~「一粒で無限においしい(?)」ピアス

グリコのキャラメルで「一粒で二度おいしい」というキャッチコピーがありました。なんと、ネットには「とある一つの物事から、二つまたはそれ以上の利益を同時に享受する様子」をあらわす慣用句としても使われるようになった、と書いてありました。
 
さて、そんなピアスがあるのです。二度、どころか無限、かもしれない・・・私が娘にと思って購入したシルバーのシンプルなピアス。ビンテージもの。すごく気に入った娘はK先生から「あなたには合わない」と言われることを恐れていましたが、「どういうエネルギーがあるのかは知りたい」と勉強会で見ていただくことに。先生にお見せする前に二人で「とっても気に入っているんです」と強調しました。先生は苦笑い。「もし、合わないって言ったらどうするの?」と・・・
 
「ちょっとつけてみて」と言うので娘がピアスをしてみると、しばらく沈黙が。この沈黙がすごくドキドキするんです。そして「うーん、あまり良い言葉が出てこないんだよね」と。(そうきましたか・・・)と思いながらどう返事したらいいかわからないでいると「『孤独』という言葉が出てくる。今の娘さんに孤独はだめなんだよね。今はいろんな人と関わってどんどん世界を広げていく時だから」と・・・娘が「これをつけると気が強くなる気がしていました」と言ったら、K先生も「そうなんだよ、ちょっと男勝りになっちゃうんだよね」と。
 
「でも、確かに似合っているよね」と言って、今度は手に取って眺めていました。「うーん、浄化が必要というわけでもないんだよね。どうしたものかなあ・・・」と。しばらくして「あ!なるほど!」と嬉しそうな声になって、「これね、こうして単独だと孤独なんだけど、ここに何かぶらさげるといいらしいよ」と。「そしたら全く意味が違ってくる。家に何かないか探してプラスしてみて」と言っていただき、希望を見出して帰ってきました。
 
家に帰ってきてみたら、まさにぴったりのものがあったんです。それをつけてみたのがこちらの写真。


別のピアスからはずしてこちらへ・・・

次の勉強会の時にこれを見せたところ「いいねえ、すごくいいねえ」と先生は大喜び。「こうなると『孤独』ではなく『個性的』になる。今のあなたにピッタリだよ」と言われ娘も大喜び。大小二つのわっかが連なっているのですが、上が「大」下が「小」がいいらしい。この形にすると「自分らしさを出したい、という時には最高で、でも同時に、自分に合う人と合わない人が明確になってくる。それは悪いことじゃない」とも。なるほど!そう、それはきっと悪いことじゃない。
 
その他にも、真珠とダイヤをそれぞれ着せ替えられるピアスがあって、それも見ていただきました。真珠をつけたものがこちら。


別のピアスから外した真珠をこちらに


 
真珠をつけるとテーマは「愛」になるらしい。パートナーや親子の間の「愛」。だから「デートにもぴったりだよ」と。少し背伸びしたような場にしていくのもいいとのことでした。そうすると自分もより引き上げられると。
 
ダイヤをつけたものがこちら。


別のピアス用のダイヤをこちらに


 
ダイヤをつけると「女性」が強調されるらしい。出逢いを求める時や、女性をアピールしたい時にぴったりだそうです。
 
この真珠とダイヤは別のピアスの付属品。そのもともとのピアスを娘が身につけてみると、先生の顔が曇って「それが一番ピンとこないね」と。「それはあまり合わないかも」と。そしてシルバーのピアスを見て「そうか、このピアスがすごいんだ!」と。つまりは、このシンプルなシルバーのピアスが他のものと組み合わさると無限にエネルギーを変えていくらしい。
 
しかも、前回「『孤独』はあまり良くない」という見立てだった単独での使い方も良い時がある、とのこと。「自分は自分」という気分の時、強気で行きたい時、他の人に左右されたくない時などは単独がいいようです。
 
いやあ、面白いですねえ。人に例えたらすごくかっこいいピアスだと思いませんか?一人の時は「自分は自分だから」という強いキャラだけれど、他の人と組んだ時は相手を生かせる人になれる。そう、それはやはりそのものがとても強いからなのだと思います。こんな「一粒で無限においしいピアス」、手元にきてくれてありがとう!私はピアスの穴をあけていないのですが、なんだかピアスをしたくなってきましたよ。
 
これまでの「石の勉強会」の中で、最も盛り上がった時間となりました。アクセサリーや石の世界って本当に不思議で面白いですね!
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?