読解力がなくても、国語の点数は上がります。
「うちの子、読解力がないんです…」「本を読まないから、文章問題が苦手なんです…」このような声を聞くことがありますので、一つお伝えしておこうと思います。
国語の点数アップに読解力はそれほど必要ありません!
「15文字で抜き出しなさい」
「文章中の言葉を使って答えなさい」
「主語はどれでしょうか?」
これらの問題に正答するために必要な力は、素直に作者の指示に従う力です。文章を読解する必要はありません。作者の指示を理解すれば解けます。そのための方法論があります。
ただし…
読解力が必要な問題もあります!
「本文を要約しなさい」
「主人公の気持ちを書きなさい」
といった問題に正答するためには、読解力が必要になります。
「読解力がない」と、お子様に向かって言わない方が良い。
国語の文章問題が苦手→読解力がない!と決めつけるのは、お子様の可能性を潰してしまうかもしれません…
そして、「読解力がない!」という言葉を聞いて過ごす子は…
「読解力がないから国語ができない」
と自分の成績を正答化し、点数が悪い時の理由となるように読解力がないままの状態を維持しようとする。
読解力を伸ばすために「言葉」と「書く」ということをお勧めしています。
言葉の力
たくさんの言葉を習得し、その言葉を使って自分の感じる力を伸ばしてほしい。言葉が増え、感じる力が増えたら、好奇心も伸びると思います。その辺りについては、こちらの記事をご覧ください!(なんとnoteデビュー記事w)
言葉の力については、こちらの本がとても勉強になりました。
書く力
書くことで頭の中を整理する力となり、それが要約する力となっていくと思っています。書くことにより、感じていることを表現(アウトプット)してまとめていく。
言葉の力(語彙力)→感じる力(インプット)を伸ばし、
書く力(要約力)→表現する力(アウトプット)を伸ばす。
この二つの力を伸ばしていけば、ご家庭でも読解力をつけることができるのではないかと思います。
そして、インプット・アウトプット双方の力を上げていくために効果的なのが「論理的思考力」であると考えております。
最後までお読みいただき、ありがとうございます😊
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