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そこに「神」はあるんか?

教会を大きく囲んでいる白い柵のペンキ塗りを少しずつしています。

そもそもペンキ塗りを学んだことが無い私なので、

なかなか上手に塗れない訳です。

細い部分が多いので、

刷毛で塗っても、ぽたぽたとペンキがしたたり落ちてしまうことが多く、

かといってペンキの量を減らすと

今度は時間が思いっきりかかってしまうのです。

「丁寧に美しくできますように」と、

祈り心があるうちは良いのですが、

単純作業でもあるので、

ふと気付くと

パパパーッと

急ぎ心でやっていることになっていて、

雑な塗り方で出来栄えが悪くなっているのです。

自分中心でバランスの悪い私です。

そう思うと、

ペンキ職人さんって、すごいなぁと尊敬します。

どんなことでもそうだと思うのですけど、

心を込めて丁寧に関わる努力をしているときは

関りが「一つ」になっていて、

出来栄えが良くなっていますよね。

そうでないときは

自分が中心で「二つ」になってしまい、

力が発揮できないことになり、

出来栄えはその程度で、

しかも楽しくない訳です。

みょーに、感覚的な表現ですけど、

誰でもすぐに感覚できると思うのですよ。

日常の些細なことから大きなことまで

人生ってその積み重ねです。

そう思う私は

楽しくない気持ちになっていると気付いたときはいつも、

「そこに神はあるんか?」

と、

自分自身に問い掛ける努力をしているんですよ。

「神」がある生き方をしているときは、

中心を把握するバランスの良い関りを授かっていて、

美しく生きることができ、

楽しいのです。

「人生は芸術である、楽しかるべきである」

ですね。

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