頑張らないという選択肢(155/365)
昨日の自分の記事を改めて読んでいたのだけども、まぁ分かりにくいし、どんな精神状態で書いたんやって思うくらいだった。
だが、あれがその時感じていたことだし、別に偽りではないのでよしとする。
しかし読み返していて「頑張らないことを正当化」しているように映りかねないなと思ったから、訂正しておくとそうではない。
別に頑張ることを否定しているわけでもない。
僕だって何かに向け頑張ることもあるし、周りにもそういう人が多い。
その人たちは現に楽しそうで輝いている。
その裏には苦難や葛藤もあるだろうが、本当に頑張っている人はそんな事口に出さないだろうし、人々に勇気なんかも与えている。
純粋にリスペクトするし、そんな人たちが好きだ。
ただ「苦しみに耐えて頑張ること」を美談とし、それを正義とするのも違うよなぁということ。
その正義が当たり前になりつつあるせいで、苦しむ人もいる。
ネットの普及もあって頑張っている人が目に入りやすくなってきたが故に、世の中全体として「頑張らなきゃ」という空気感な気がする。
「頑張った方がいいことくらい分かってるけど、頑張りたくても頑張れねーんだよ」
そんな人だっていることを理解しないといけない。
鼓舞し背中を押すことも必要だろうが、それと同じくらい「無理しなくてもいいさ」と寄り添うことも大事だと思う。
逃げようが負けようが、それで守れるものがあるならそれでいい。
頑張らずとも生きていけるし、頑張りたくなったらまた頑張ればいい。
頑張らないという選択肢もあるということを知ってほしい。
とりあえず生きていればどうにかなる。
こんなことを思っていて救われる人がいるのなら、それでいい。
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