韓国ドラマ「ユミの細胞たち」シーズン1
主演:キム・ゴウン、アン・ボヒョン、イ・ユビ、パク・ジヨン、GOT7ジニョン
2021年 全14話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★★★❤️
(写真=viki.comより)
まさかもう今年は中国ドラマ「Love Scenery」(良辰美景好时光)や韓国ドラマ「だから俺はアンチと結婚した」以上にキュンキュン❤️させてくれるドラマは出てこないだろうと思っていたら。。。
やられました、アン・ボヒョンに!
大人気の韓国ドラマ「梨泰院クラス」、多くの人はパク・ソジュンに首っ丈だったようだが、私が気に入ってたのはチャン家の息子たちの方で、特にドラ息子役の彼だった。韓流オタク友から、
「彼だけじゃなくて、ミンホ(SHINee)もジニョン(GOT7)も出るから観て!」
とオススメされ、ジニョンと聞いたら観るしかない。最初はアニメにうへぇ〜となったものの、すぐにどハマり。
アラサー女子の悩み多き日常生活
主人公のキム・ゴウン演じるキム・ユミは大韓製麺というメーカーの経理部でOLをしているアラサー女子(32歳)。数年前に彼氏に思いっきり振られて以来、おしゃれにもあまり気を使わず、ましてや恋愛にも臆病になっていた。
そんな時、なんとなくアプローチしてきてるっぽい、SHINeeミンホ演じる会社の後輩ウギが気になってくる。彼に誘われて二人っきりで会うことになるが。。。実はウギは自分の先輩をユミに紹介したいのだった。
がっかりしたユミ、しかしウギの顔を立てるためにその先輩に会ってみることに。
約束の場所に現れたのは、半袖&半ズボン、サンダル、無精髭のアン・ボヒョン演じるゲームクリエイターのク・ウン。適当にあしらって帰るつもりだったが、その後、色々と思わぬ方向へ。。。
愛すべき細胞ちゃんたち
もちろん本作はユミとウンのラブストーリー、そしてカップルになってからのストーリーな訳だが、なんといっても主役は細胞ちゃんたちである。
ボス・ベイビーのような3Dアニメーションの脳内細胞たちがわらわらと出てきて、ユミ、時にはウンの行動について審議を行う。
彼らの住んでいる場所(つまりは脳内)も、特徴があり、ユミの細胞たちは広い城塞都市のようなところに住んでいる。しかし、ゲーム制作しているウンの脳内は、城塞都市でありながらも中心は指令管制センターみたいな作りになっていて、よりテクノロジーが駆使されている。
しかし笑ってしまったのは、ウンのエロい細胞だけは、恐竜の姿になっていて、名前も「エロザウルス」。ユミの「ファッション」や「洗顔」の細胞というのは、現代のものだが、エロい細胞は古代からあるんだな。しかもこのエロザウルス、途中から“エロプテラノドン”ばりに空も飛ぶ。
途中からもう、アン・ボヒョン自体が色気ムンムンで、エロい恐竜にしか見えなくなってきました(笑)。なんか最後の方はダメ男ちゃんっぽくなってきちゃうんだけど。
はい、でもいつでも背中のホクロ、押しに行きます(笑)。
秀逸なキャスティング
正直いってメインキャストのアン・ボヒョンとキム・ゴウンは、美男美女ではない。劇中でもアン・ボヒョンは長髪&髭、Tシャツ&短パン&サンダルなんて格好だし、キム・ゴウンも前髪が短いおかっぱで、服装も特におしゃれ!ってわけではない。
そしてなんといっても周辺には、男性陣ではユミの会社の同僚にSHINeeミンホとGOT7ジニョンというイケメンK-POPアイドルが、女性陣ではユミの同僚にイ・ユビ、ウンの仕事仲間にパク・ジヨンというあざと可愛らしさを出せる美人女優たちが配置されている。
にも関わらず、メインの二人を極上にカッコよく&カワイく見せることができているのがすごい。これには上記の細胞ちゃんたちが大きく貢献していると言えるだろう。
ユミとウンが仏像のような表情で固まる時、細胞ちゃんたちの脳内葛藤が映し出され、結論が出た時の二人の表情がシンクロするのである。
これはやはりストーリーがとても面白いだけでなく、彼らの俳優としての演技力もあるだろう。私も応援細胞になって二人の脳の中で暴れたい〜!
ちなみにジニョンお目当ての方は、第8話に登場するまで待たなければならないので、そのつもりで。
シーズン2ではどうなるの!?
毎週新エピソードを観るのが楽しみで、満足だった本作だが、一つだけ不満な点は完結しなかったところである。原作のウェブトゥーンを読んでないのでなんとも言えないが、正直なところ、普通の韓国ドラマとして全16話にして、続編を作ってほしくなかった。
一応シーズン2もキャストが同じだと理解したが、どういう展開になるのだろう。
まあ、楽しみに待つしかないか。
こちらがNCTドヨンが歌う挿入歌「Like a star」♪ユミとウンのいい感じ💕のシーンでいつもバックに流れるが、ドヨンの歌声が本当にいい。他のOSTもみんな良い。