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韓国ドラマ「イカゲーム」

主演:イ・ジョンジェ、パク・ヘス、ウィ・ハジュン、チョン・ホヨン、オ・ヨンス
2021年 全9話
いしゃーしゃ的おオススメ度:★★☆☆☆
(写真=Netflix公式サイトより)

あまり観る気はなかったんだけど、話題になっているし、とりあえずどんなものか観てみた。デスゲーム系は「バトルロワイヤル」、「GANTZ」、「今際の国のアリス」ぐらいで、しかもどれも好きな俳優が出ていたからという理由で観ただけで、正直ジャンルとしては好きではない。「バトルロワイヤル」は山本太郎が好きだったし、衝撃的だったが、これ以降のはなんかこうストーリー的には同じ感じがしてしまう。
本作はゲームのプレイヤーはほとんど知らない俳優ばかりだが、刑事役のウィ・ハジュン(韓国映画「カッター」に出てたらしいが、イケメンなのに記憶なし、汗)が出てきた時点で観続ける決心がついたし、イ・ビョンホンも見たかった。

借金がチャラになるかもしれないデスゲーム

すでに多くのnoterさんも記事にしているし、いろいろなところで出ているので詳しいあらすじはどこか他のところで読んでいただくとして、要するに借金まみれ、絶望的な人生を送っている人たちが招集されて、とてつもない金額の賞金をゲットするために6つのゲームに挑戦していくというもの。

『だるまさんがころんだ』、『カルメ焼のカタヌキ』、『綱引き』、『ビー玉遊び』、『飛び石ゲーム』、『イカゲーム』という、ほとんどは日本でもポピュラーな子供の遊びがゲームとなっている。
本作のタイトルとなっているイカゲームは知らなかったが、あとは日本でもほぼ全部ある、或いはあった遊びと言えるだろう。カルメ焼のみ、私はお菓子自体は知っていたが、この型抜きするというのは知らなかった。しかし、大阪出身の友人は小さい頃にやったと言っていたので、地域や年代にもよるのかもしれない。

キャストはよかった

私は基本オリジナル音声+字幕で視聴するのが好きなので、これも最初はそうしていたのだが。。。1話約1時間の本作、実は最初の3話はすべて途中で20〜30分ぐらい寝落ちしてしまい、最後の10分ぐらいで起きて「おー、次はどうなる?」となって観続けるのだが、流石にどうやってゲームになったのかとか全部見落としているという情けなさ。なので次の日にその部分だけ観直すという、なんとも効率の悪さ(苦笑)。

これは字幕だから疲れるんだ!と思って、第4話より日本語音声で視聴。
それでもウィ・ハジュンが出ていないところはほとんど寝てしまい、なぜか彼が出ると急に目が覚める。
しかし、吹替で視聴したとはいえ、次第に勝ち残っていくメインのキャストたちはとてもよかった。というか、撮影大変だったろうなぁ。

全体的にはまあ面白かったけれど、やはりデスゲーム系は苦手ということで、オススメ度は二つ星。デスゲーム系、流血シーンが苦手な方は無理に視聴する必要もないだろう。
ピンクのマスク部隊の人たちもどう招集されているのかとか、ゲームの主催者やフロントマンの経緯についてもまだ謎が多いので、シーズン2もあるだろうが、ちょっと観るかは微妙。

なお、日本では映画「カイジ」シリーズと比較することが多いようだが、こちらは未視聴なのでちょっと私にはわからない。
しかし、MDLには本作と「今際の国のアリス」を比較した記事が投稿されていて、なかなか面白かった。同じネトフリというプラットフォームで全世界配信された作品なのに、なぜ知名度、人気が分かれたかというものだ。しかもMDLでは現時点では日本ドラマの方が評価は高い。英語の記事だが、両作品視聴した方は興味あれば是非。

こちらはファンメイドの動画だが、第1話の最初のゲーム「だるまさんがころんだ」のバックに流れる「FLY ME TO THE MOON」♪ なかなか良いバージョンだが、現時点でサブスクなどでは出ていない模様。
関係ないが、各国語の字幕に変えて「だるまさんがころんだ」が他の国ではなんと呼ばれているのか見てみたら、なかなか面白かった。Youtubeにはそういう比較動画もある。


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