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これからの料理人たちへ

先日、三重の恵みの取組みの一環として三重県内の高校で授業をさせていただきました。食物調理科の調理クラブということで、「これからの料理人にできること」というテーマで講義させていただきました。

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第一回目は 伊勢まだいの生産者の橋本純さんと鯛茶漬けの加工人の石川隆将さんをゲストスピーカーに招き、多業種と連携しながら多様化する料理人の働き方について、
第二回目は山の猟師の古田洋隆さんとトマトの生産者の豊永翔平さんをゲストスピーカーに招き、食材生産現場から見えてくる実情や課題・未来に残していきたい自然の恵みについて。東京の私はオンラインで参加させてもらい、三重県のメンバーは学校の教室での登壇。
生産者と料理人、そして未来の料理人たちと質問を交えながらの講義は僕にとっても学びが多く刺激的でした。

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三重の恵みプロジェクトは、『美味しい恵みを未来に残す』をコンセプトに、コロナ禍で産まれたブランドプロジェクトです。
今回は新たな挑戦として、美味しい恵みを未来に残す可能性に溢れた料理人の卵たちにまずは地元の食材の事を知ってもらい、地域の中で美味しい恵みを活用・存続していける足掛かりを作りたいと思い、講義の機会を作っていただきました。

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生産者、加工場、料理人がコロナ禍でむかえたピンチがどういうものだったのか、それに対して立ち上がったプロジェクト『三重の恵み』の実例を伝えながら、先の読めないこれからの時代に料理人が求められる事は何なのか。

生産者さんのこだわりやこれからの時代に求められる人間関係の大切さなど、生徒さんに伝わってほしいことがしっかりと届いたようで良かったです。
アンケートの中でも「地元の食材を守っていきたい」という声は多く、とても心強いです。そしてきっかけが無ければ気が付けない「食に携わる人たちの現状」を知る機会を作ることが大切だな、ということを感じてもらえたようで嬉しいです。

今まで縦のつながりだった生産者・加工場・料理人がともに手を取り合って作り上げた三重の恵みの鯛茶漬けも実食してもらいました。

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高校生たちとは、これから一緒に三重の恵みプロジェクトを盛り上げていこうと計画中です。料理から視野を広げ、食に関わる様々な人と触れ合うことで彼らが得られるものは大きいはず。今からとても楽しみです!


このような機会を与えてくれた先生方、実際に登壇してくださった生産者さん・加工屋さんに感謝。
三重の恵みでは講演依頼やワークショップ、食育に関するご依頼もお待ちしております!!


田中佑樹


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