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子連れ台湾旅記録 ~子どもたちは外国の空気を味わえたのか?~

大人2人、子ども3人で行った3泊4日の台湾旅行。思い切って行こうと決めたのは、日本の外の空気を体感して、自分の知らない世界がまだまだ広がっていることを感じてほしかったから。果たして、子どもたちはどう感じたのでしょうか。

外国=アメリカじゃないんだ!

我が家の子どもたちは、親戚が住んでいるという事情でこれまでに2回渡米している。1回目は結婚式参加のため0歳&6歳のとき。2回目は遊びに行くため2歳&8歳のとき。
どちらの時もまったく問題なく現地の環境に馴染み、とにかく大満足で帰ってきた。
英会話などは全くやらせていなかったので「英語嫌いになったら困るな~」と思っていたけれど、現地で話しかけられては嬉しそうにしたり、見よう見まねで真似してみたり……と適応力を発揮。
それを見てたくましさを感じると同時に、「アメリカってなんでも大きいよね!」「なんか外国って楽しい!」という子どもたちに、外国=アメリカだけじゃないんだぞ、ということも見せてやりたいなあと思ったのでした。

日本に限りなく似てるけど違う国

日本でもちょくちょく遊ぶメンバーでの旅行ということもあって、気構えることなく降り立った台湾。看板の表示も漢字が多いし、周りにいる人たちも、外見だけでは旅行者なのか現地の人なのかわからないから外国感は少なめ。おまけに、空港を出たら日本のガチャコーナーがあったりするので、子どもたちのテンションはほぼいつもと変わらないまま。
それでも、空港からホテルまでのモノレールから見える街並み、ホテルまで歩く道に並ぶ看板からは異国感があふれていて大人は感動したのだけれど、果たして子どもたちの目にはどう映ったのか?

街中を結ぶモノレール。景色を楽しめるから楽しい。


信号の方式が違うのにも海外にいることを感じる。

聞いてみた!外国だなと感じたところ

ということで、後日子どもにインタビューをしてみた。
「外国だな、日本とは違うな、と感じたところは?」と聞いて返ってきた答えは「ルーローハンの味(ちょっと苦手)と、日本にはあんまりない遊具があったこと」とのこと。やはり、子どもたちは自分にとって優先順位の高いアイテムを覚えているものなのだ。
それでも、写真を見返しながら「電車で『こんにちは!』って言ったら笑ってくれたおじさんやさしかったよね」「道が広かったよね」「屋台で買った大判焼きはおいしかったな~」と、小さな思い出を語ってくれたので、子どもなりにアンテナを張って周りを見ながら過ごしていたのだな、と感じたのでした。
ちなみに、ご飯全般の感想を聞いたところ「ルーローハンはにおいがちょっと苦手だったけど、朝ごはんはおいしかった」とのこと。

いちばんおいしかった!という朝ごはんの鹹豆漿。


カルディのものしか食べたことがなかった葱餅もおいしかった!と好評

どんどん外へ出ておいき!

アメリカの記憶もはっきりある息子に「留学するならどっちがいいか」と聞いたところ、「外国感があるからアメリカがいい」との答えが。ちょっと距離はあるけれど、せっかく行くのなら思い切り環境が違う方がいいらしい。

限りなく自分たちと似ているけれど、使う言葉が違い、食べるものが違う人たちが暮らしているということ。
飛行機に3時間くらい乗ったら、いつもと違う常識の場所に行けるということ。
知らない場所へ行くのは楽しいぞ、ということ。

何かを感じて、思い出とともに心に残るものがあったのなら、大枚をはたいたかいがあったな~と思うのでした。
もっと外を見たい、という時が来たら応援するからね。

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