【緊急速報】クィアーズTTRPG☆【ギーク・ライジング】
ジョークじゃないんです！スパムじゃないんです！マジなんです！
僕が描いてる漫画「クィアーズ」がテーブルトップRPGゲームになります！
というかそのためのクラファンが始まります。プライド月間最終日にオープンになったサプライズニュースです。
知る人ぞ知る名作TTRPG「City of Mist」（僕もグラフィック提供してたりします）の制作陣が贈る、新プロジェクト「QUEERZ!TTRPG」。パッケージにはコミック第1巻のハードコピーも含まれます。キックスターターは9月にキックオフです！ちなみにFBもIGもTWページもできてますよ。お好みでフォローして、シェアして、ファンドして、プロジェクトを実現させようぜ！☆
どうしてこうなった〜経緯。
ちなみに実は僕、正直TTRPGってよく解っていませんw 20年以上ゲーム業界で仕事してきて、カードゲームの類のグラフィックも何度もやりましたが、実際のボードゲーム・カードゲーム系にハマった事はありません。遊戯王やらポケモンですらいまいち解りません。同僚のギークの中には、MoGやらハースストーンやらで大会まで出ちゃう系の人もいましたが、僕には全然ピンときませんでした。なんか大変そうつーか、面倒臭そうつーか。僕自身それ程コレクター気質でもないし、コミュ障気味だし、そのパッションはどこから来るのかといつも不思議がっていました。TTRPGなんてそれより更にディープなイメージ。オタク・サブノーティカ最深層部。コミケ未経験もそうですが、所詮僕は浅っさいオタクなのです。
ただこのTTRPG、日本では殆ど空気ですが、海外ではある程度のマーケットがあります（というか日本製TTRPGもたくさんあります）。制作コスト含め、もちろんプレステなんかとは比べるべくもない微小なものですが、しかし確かにファン層が存在するのです。そしてそのコア層は生え抜き筋金入りのギーク達。テンキネ級のレア保護生物ですよ。最近のKindle本作りとかを通して、インディーマーケットやらリアルイベントやらを学習する過程で、そういう分野にも今更ながら興味が出てきていました。今までは「コンピューターゲームで全世界オンラインで〜」みたいな、Maxmaxを追い求めてきましたが、足元のMiniminiローカルギーク文化にも目が向き始めた訳です。というかむしろ、テクノロジーのおかげでローカルギークがグローバルギークに寄って来たのかもしれません。いつの世も未来はギーク達が作るのです。ギーク・ライジング！
そんな最中、突如舞い込んだ「クィアーズIPライセンシング」のオファー。
こ…これは…神の啓示なのか。時代の潮流というやつなのか。奇しくもこのプロジェクトを立ち上げた会社は、クラファンによる資金調達でローカルギークをグローバル展開し、「City of Mist」をAwardWinningに導いた、なかなか攻めてるベンチャー企業です。僕の大好物。まあそうでもなきゃそもそも僕の漫画に興味を示したりしない訳ですが。この漫画、色々出版社にも持ち込みましたが、編集者ウケはすこぶる良いものの、いつもビジネスラインを突破できずにいた作品です。特に日本の大企業はこの壁が厚かった。担当編集者さんが頑張ってくれても、ヒゲの上司には全然太刀打ちできませんでした。むしろ日本にこそ必要な作品なんだけど。だもんで「やっぱ個人展開で、海外企業と組んだ方が早そう」とか思い始めてた矢先でした。マジ英語版作っといて良かったー。
まあまだクラファンローンチの段階だし、ファンドできなければ何もない訳ですが、しかし例えファンド失敗したとしても、その間のプロモーション効果は計り知れません。そして何よりそのプロセス自体がエキサイティング過ぎる。楽し過ぎる。
変な事が起こりそうな予感だらけですげーワクワクします。
山田吾郎のYoutubeとか見ててもつくづく思う事ですが、アーティストっていう生き物の殆どは、基本ビジネスに関しては無能もしくは苦手です。メンタルも弱めだし。出版社などのビジネスパートナーや、パトロンなどのサポーターを見つけなければ、マネージメントに忙殺されて作品を作れなくなってしまいます。だもんでこういうオファーは本当に天の救いです。皆さんも周囲にそういう人がいたら、もしくは皆さんがやり手のビジネスパーソンとかなら、アーティストをサポートしてあげてください。だって、この世界に一つでも変なものや面白いもの、ユニークなものが増えたら、世界が少しだけ楽しくなると思いませんか？
補足情報。
「つかクィアーズってどんな漫画よ？とりあえず見せてみ？」って方、こちらで無料で読めます↓
更にフルカラーでKindleで読みたいって方はこちらで購入できますよ↓
宣伝ばっかで恐縮ですが、大事な事なのでもう一度、
キックスターターは9月に開始です！
xx
追記:
Lisaさんが記事にしてくれました。僕のエントリーより全然わかりやすくまとまってます; サポート感激感謝です💖
経過報告
いつの世も、アーティストという職業はファンやパトロンのサポートがなければ食っていけない茨道〜✨