最新 医療介護 週間ニュースランキング(6/11~6/17)
はじめに
医療介護データ研究所の まじめな所長 です。
先週Twitterでシェアしたニュースの中から、たくさん見られたものをランキングとして紹介します。
先週の振り返りにぜひ活用ください。
第5位 介護現場 7割超が「文書負担軽減を実感していない」 363imp
行政による、介護の文書負担軽減の取組みが進んでいますが、現場の実感は伴っていないようです。
介護クラフトユニオンが取得したアンケートでは、介護現場 7割超が「文書負担軽減を実感していない」という結果が出ています。
個人的にも同じような実感を持っています。
行政には現場で実感できる文書負担軽減策を検討していただきたいと思います。
第4位 宿日直許可申請WEB相談窓口 「宿日直許可の取得」につながった事例も 385imp
医療機関の宿日直許可について、働き方改革の流れもあり、注目されています。宿日直は、負担は少ないものの、医師が長時間拘束されます。これまで曖昧にしてきた医療機関も少なくないと思いますが、今後は、今まで以上にしっかりと宿日直許可申請を行い、労働基準法にのっとって対応をしていく必要があります。
厚労省では、4月1日に「宿日直許可申請に関するWEB相談窓口」を設置して、対応をしているとのことで、これらも活用して、見直しを行ってみてはいかがでしょうか
第3位 医療機能の「集約」と「分散」の在り方について|日医総研 395imp
日医総研から公表されたリサーチレポートが第3位でした。
医療費削減のためには、ある程度、医療機能を集約し、無駄を減らし、効率化していかなければいけません。国も基本的には、このような考えのもと、医療機能の集約化を進めています。
一方で、地域に医師がいない無医地区の問題もあります。過疎化が進んだ地域や離島では、必要な医療を受けるために、何時間も車や船で移動しなければいけない場合があります。
このような矛盾にどのように対応していけば良いのか、答えは出ていませんが、山形県の事例等を紹介しながら、論点の整理がなされています。
第2位 日本の医療に関する意識調査|日医総研 427imp
第2位も、日医総研の資料がランクインしました。
日本の医療に関する意識調査は、日医総研によって定期的に行われている調査です。今回は、コロナ禍ということもあり、コロナ禍においての意識の変化や、かかりつけ医に関する認識がテーマとなりました。
コロナ収束後、8割の人が「受療行動は元に戻る」と回答するなど、個人的には意外なデータもありました。
ぜひ興味のある方は覗いてみてください。
第1位 東京都医師会長「屋外では原則マスク不要」 635imp
先月から、コロナ専門家による会議の中でも、人の少ない屋外ではマスクをする必要はないという考え方が示される等、マスク不要論が取り上げられています。
東京都医師会長からも「屋外では原則マスク不要」という発言が出てきています。
これまでの「常にマスクを!」という呼びかけからは一転してきました。
このような中で、心配なことは、言葉が変に一人歩きすることです。
夏になり、多くの屋外イベントが行われると思いますが、「屋外では原則マスク不要」が独り歩きして、人ごみの多い場所でもマスク不要と考える人が出てくると、またコロナが広がりかねません。
必要に応じてマスクを外し、必要に応じてマスクをつける
それをみんなが高い意識で行うことが必要ですが、果たして、実現できるのでしょうか…
先週の注目クイズ 650imp
解答はこちら!
おわりに
今日は、「医療介護 週間ニュースRANKING(6/11~6/17)」を紹介しました!
いかがでしたでしょうか。
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