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医療×テクノロジーを調べてみたら、未来を感じて想像以上に驚いた件(AI問診、遺伝子検査など)

はじめに

医療介護データ研究所のサークルでは、毎月オンライン会を開催しています。(毎月第3水曜日20時~)

4月のテーマは「医療におけるテクノロジーの活用と未来像」です。

なんだかわくわくするテーマです。

サークルメンバーの「これからの医療とビジネス」さんが担当してくれます。

これからの医療とビジネス」さんは医師でありながら、臨床の現場ではなく医療系ベンチャー等のビジネスの場で活躍している異色の経歴の持ち主です。

予習も兼ねてオンライン会で紹介いただけるという、10のテクノロジーについて調べてみると、改めて医療×テクノロジーって面白くて、驚きました。

今回はそんな中から2つのテクノロジーをご紹介します。

①AI問診|Ubie

1つ目はAI問診のUbieです。

AI問診ユビーは、患者様ごとにAIが最適な質問を自動生成・聴取し、医師のカルテ記載業務の効率化を実現するWEB問診システムです。

AIブームや働き方改革などと合わせて、話題になることが多い大注目のサービスです。

ユビーについては、詳しく説明するよりも実際に触ってみていただく方が分かりやすいかもしれません。

無料・登録不要で、AI受診相談を受けることができます。

AI問診とは違うサービスですが、使われているAIシステムは同じものだと思われます。

私もやってみましたが、これすごいです!

こちらの伝えたいことをフリーワードで入力すると、その症状に合った質問を次々に出してきてくれます。

質問が上手く設計されていて、迷わずストレスなく答えていくことができます。

全ての質問に答えた後には、該当しそうな病名や対処法などを教えてくれます。

病気かな?と、ちょっと気になる症状がある方はぜひやってみてください。

たしかにこのような機能を問診に活用すれば、待ち時間の有効活用、診療の効率化が出来るだろうなと実感しました。

さらに電子カルテにもデータを反映して、症状を入力する手間も減らしてくれるとのこと。ありがたいですね。

これから医療機関のお供になっていきそうなサービスです。

②DNA遺伝子検査|23 and me

2つ目はDNA遺伝子検査の23 and meです。

日本ではまだ馴染みの薄いDNA遺伝子検査ですが、アメリカでは数年前からブームになっているようです。

そして、DNA遺伝子検査の先駆けとなったのが23 and meです。

99~199ドルという安価で、唾液を送るだけでDNA遺伝子検査ができます。

自分のルーツである祖先についてわかったり、かかりやすい病気についてしることができたりするそうです。

医学的な正確性については、まだ課題もあるようですが、とっても面白そうなサービスです。

受けてみた方の体験談が参考になりました。

一部、抜粋します。

Traitsでは遺伝子から分かる身体的な特徴が詳しく分かります。

例えば、
・高所恐怖症
・蚊に刺されやすさ
・乗り物酔いのしやすさ
・朝起きる時間
・肌の白さ
・耳たぶの形
・アイスクリームの味の好み
など。

ほとんどは「遺伝子情報からそんなことまで分かるの!?」という感想で有用なデータはあまりありません。しかし、けっこう当たってるので普通にすごいです。あと「ハゲやすくはない」ということが分かって安心しました。笑

ほんとにそんなことわかるの⁉という感じで、エンタメとしても面白いですね。日本でもそのうちブームになるかもしれません。

おわりに

今回は、「医療×テクノロジーを調べてみたら、未来を感じて想像以上に驚いた件(AI診断、遺伝子検査など)」というテーマで書きました。

実際のオンライン会では、今回の2つのサービスも含めて、合計10のサービスについて紹介してくれるとのこと!

とっても楽しみです。

日本ではまだ有名ではなく、英語での情報しか出ていないサービスも多数あります。私のような英語力の弱いものにとって、そういった海外の先進的なサービスを教えていただけるのはとてもありがたいです(笑)

ご興味ある方は、ぜひサークルをのぞいてみてください。

■4月のオンライン会
 日 時:4/21(水)20時~
 テーマ:医療におけるテクノロジーの活用と未来像
※Google Meetでのオンライン会です。
※開催日が近くなりましたら、サークルメンバーに対して、参加用のURLをお送りしています。

それではまた!


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