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100%愛に生きる! くらいでちょうどいい【いろうたの「愛」と「物を書く時」の考え方】

表題は、「愛する意味(光文社)」の中で上田紀行氏が後書きで綴っていた言葉です。

私も、かねてから「愛」について述べてきましたが、上田氏の語る「愛」が最も共感できる。おそらく、上田氏が母子家庭に育ち、母親からの愛情を渇望していた点が、考察に説得力を生むのでしょう。

ここでいう「愛」とは?

物質的ではなくエネルギーなので、常に変化するもの。だから、昨日と違う態度を取られたり、裏切られたりして切ない気持ちになることもある。しかし、それも含めて愛なのだ、と上田氏は言います。

私が共感したのはここです。日頃、「切なさ」「嫌われたくない、でもそれってエゴなのでは?」と悩み苦しむ「恋心」(胸キュン、と言ってもいいかもしれない)を自分の書く小説に落とし込む試みを行っているためです。

そこには答えがない。いろいろあっていいし、そうやってあーでもない、こーでもないと思考を巡らせるのが人間らしくて(人間くさくて)、私は好きなのです。

そしてもう一つ抑えておきたいポイントは性愛

上田氏は、愛とは「魂と性愛とが一体化してはじめて一つの愛の物語になる。しかし、身体だけでは満足できないもの」と述べています。

フロムも「愛するということ」で、合一(性愛)は相手の精神と一つになろうとする試みである、と言うようなことをいっています。

命を育む。それは性行為の結果に過ぎません。相手の身体を求めるのは、相手から受け容れられたい、認められたいという欲求が根底にあります。アドラーが否定している「承認欲求」ですが、ここで言われているのは「私はこの人のそばにいていい、ここにいれば安心できるのだ」という「安らぎ」のようなものではないかと考えます。(小説でも、この辺りを意識して書いています。なかなか難しいですが……)

元を正せば、愛されたいと願う最初の対象は母親です。なぜそう願うかと言えば、安心感を得たいから、ではないでしょうか。

私自身、感情的かつ心に余裕のない母親に育てられ、母親のそばで安心感を得た記憶がありません。それ故に渇望してきた経緯があります(今ではその理由も分かり、自分の子育てでは、子どもが安心して寄り添える大木のような母親であろうと心がけていますが)。

もし同じような幼少時代を送り、心に深い闇を抱えている方がいるなら、ぜひやってみてほしいことがあります。それは、

誰よりも、あなた自身に100%愛を注ぐこと。

あなたはあなたの人生の主人公なのです。悩んだり、苦しんだり、失敗することもあるでしょう。けれど、それはあなたの人生という物語を豊かにするためにあるし、そうした経験があなたに優しさを生み、周囲の人を思いやる気持ちに変わっていくのだとしたら……?

あなたの愛で、あなたの世界をハートでいっぱいにしましょう。私も、悩みすぎな自分を受け容れ、自分に優しく、自分を丁寧に扱える人間になりたいと思っています。一緒に100%愛に生きていきましょう。

あなたに安らぎを与える(かもしれない)小説もあります!
よかったら、のぞいてみてください🥰

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