「愛の歌を君に」第一話投稿までの裏話

新連載が始まった「愛の歌を君に」。こちらは実は最初、「あっとほーむ～幸せに続く道～」の続編として書く予定でした。しかし、あれこれ書いて結局「あっとほーむ」の物語からは切り離そうと決め、スタートした次第です。

以前にも書いたことがありますが、私は自分の生み出したキャラクターを不幸にしたまま終わらせることができない性格の持ち主💦　

そのおかげで「あっとほーむ～幸せに続く道～」では過去作品で救われなかったキャラクターが多く登場し、そのほとんどが幸せを見つけましたが、サブで登場した人物の中には深く掘り下げることが出来なかった人も。そのひとりが、「愛の歌を君に」の主人公、水沢麗華（歌手・レイカ）です。

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彼女のnote初登場は古く、「好きが言えない２」（後編）で、当時高校生だった永江孝太郎（「あっとほーむ」では元プロ野球選手として登場）に歌を聴かせて心を動かす重要な役を担っていました。

が……、更に歴史がございまして、サザンクロスという三人組バンドの物語（その名もズバリ「LIVE」笑　若かったなぁ……。）は今から十数年前に、一度ならず二度三度と手直しして書いたもの。そこから麗華だけを取り上げてこれまでの作品に登場させてきた経緯があります（名前は変わっています）。

麗華を幸せにする物語を書く上で、サザンクロスのメンバーの登場は必須でした。

「もう一度、あの三人で物語を書こう」

そう決めたとき、メンバーの一人「智篤ともあつ」の名前をすぐに思い出しました。昔のキャラでも覚えているものです。なので、彼の名前だけはそのまま採用することに。拓海のほうは過去作品に登場のキャラと名前がかぶってしまったため、新たに付け直しました。でも、キャラの性質はそのまま引き継いだ格好で、物語が始まったらちゃんと動いてくれてます。

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「あっとほーむ～幸せに続く道～」で、私が描きたかった「今ここ」ストーリーを書ききった感がありました。そのせいか、三人の物語を書くぞ、と決めたのはいいものの、途中まで書くと話が進まず、何度も寝かせなければなりませんでした。特に智篤のキャラ設定に苦慮。というのも、みんなが善人だと話が進まないからです！(；´Д｀)

それで結局、「彼には悪役を買ってもらおう」ということでようやく第一話をまとめることが出来、投稿に至った次第です。

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彼の語りが進むにつれ、また何日か寝かせる中で、私が一度描いてみたかった「悪役のいない物語」（悪人にも、悪人なりの正義があって行動している）を描けるのではないか？　という思いが湧いてきました。これは、成功するかは分かりませんが、挑戦してみる価値はあると思っています。

最近のやり方として、物語の大枠しか設定していないので、最終的にどう着地するかはキャラの動き次第ですが、どうか最後まで温かく見守ってくだされば幸いです。（これをお読みの物書きさんは、どのように書き進めていらっしゃいますか？　教えていただけると嬉しいです！）

※「あっとほーむ～幸せに続く道～」からの派生ではありますが、こちら←の話に出てきた人物との絡みは限りなく少なくする予定です。まったく別の話として読んでいただければと思っています！

※今後は、執筆と並行して、小説家・いろうたの「創作脳」をどんどん公開していく予定です。アカウントを分けることも検討していましたが、使い分ける能力が無かったことを思いだしたので(；´Д｀)こちらのアカウントにすべてを集約させていただきます。悪しからずご了承ください（すべて含めて「いろうた」という人間です）💦

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